ココは未分化細胞の悪性腫瘍で2022年9月27日に右前脚と肩甲骨を切断しました。
未分化細胞とはこれから神経にも筋肉にも骨にもなっていない赤ちゃんのような状態でips細胞のようなものだそうです。
<トリミング後、アピィさんから送られてきました。>
3月25日にトリミングをしたあと、「胸の辺りにしこりのようなものがあった。」と教えてもらいました。
気になりながらもすぐには確認できず、4月はじめに知り合いの方と一緒に触ってみましたが分かりませんでした。
別々に二人の方が触った時、キャンと鳴き声を上げました。
それでも、しこりがどこにあるかなかなか分かりませんでした。
何度も触ってみると柔らかくて動くしこりのようなものがありました。
<親指のあたりにしこりがあります。>
4月6日動物病院に行きました。
しこりに注射針を刺して、組織を取りました。
5回くらい刺したのですが、ココはそのつどギャンと鳴いていました。
<注射針を刺されて痛そうに鳴くココ!>
顕微鏡で見たあと、「かなり怪しいと思う。」とのことでした。
その時、「痛みが出たら、痛み止めを飲ます。痛み止めが効かなかったら麻酔のような注射。それが効かなかったら安楽死。犬は人間と違って安楽死が出来る」と淡々と言われました。
「もう何度も安楽死という言葉は聞いているので、ココにとって一番いい方法で最善を尽くしましょう。」と言ってほしかったです。
<たんぽぽがいっぱいの公園で!>
精密検査に出すかを聞かれ、出すことにしました。
結果は1週間か10日くらいで出るとのことでした。
その間、はじめは人に話す時、泣き出しそうな状態でした。
ネットなどで調べると皮膚が荒れておらず、しこりが動くものは脂肪腫などの良性であることが多いと書いてあったので、大丈夫と思い込むことにしました。そうすると気持ちが楽になりました。
ココのことを好きで好きでたまらない人たちが私の周りにたくさんいることも心強く感じています。
<4月10日 我が家の庭で!ココはよく、この煉瓦に寝そべって日向ぼっこをします。>
4月14日 朝、獣医師から電話がありました。明るく元気そうな声だったので大丈夫だったのだと思いましたが、そうではありませんでした。
<4月7日 桜の満開の時、あちこち連れ回してしまいました。>
「検査の結果、手術の時の細胞と今回のものは同じで、場所も切断した足の近くなので、再発の可能性が大きい。」
「これからどうするかですが、前に手術した病院(大阪公立大学獣医臨床センター)に行って、MRIで調べたり、放射線を当てたりするかなどを相談されますか?」と聞かれ、
「そうします。でも、ココの悪性腫瘍は放射線も抗がん剤も効かないと聞いています。」
「昨年6月にMRIを撮って再発の可能性があると聞いているので、今後どうしたらいいかを聞きたいと思います。」と言いました。
<まだ、他の草が伸びていないので、たんぽぽがきれいです。>
「飼い主の方から病院に電話をして予約を取ってください。」と言われましたが、獣医臨床センターのH.P.を見ると、病院から予約を取るように書いてあったので、そのことを15日に病院に伝えました。
可能な日を3日あげるように言われ、それを伝えました。
<4月7日、結構遠くの方まで連れて来てしまいました。>
一昨年の10月に抜糸をする時、ココの悪性腫瘍は未分化細胞の肉腫だと聞かされました。
その時、どこに腫瘍が出来るか分からない。腫瘍が出来て痛がるようになれば、安楽死も考えなければいけないと聞きました。
(足を切断する前にも、断脚しなければ安楽死しなければいけないと言われました。)
昨年6月にMRIを撮った時、足を切断した端っこに気になる部分があり、再発の可能性があると言われました。
その後、元気なので、もう大丈夫かと思っていました。
<毎朝のようにココと散歩をしてくださるYさんと満開の桜の前で!>
今、ココはとても元気でどこも痛がっていません。今までよりもよく食べるようになり、たくさん歩いています。
再発したと言われても信じられません。
<すでに四つ葉のクローバーがいくつか出始めている我が家の庭で・・・四つ葉がココを守ってくれますように!>