~アジャック先生の講話から~
よく、イスラームは規則が多くて厳しい宗教だ、と言われることがありますが、本当でしょうか?
本当のところは、そんなことはありません。
実際は、ムスリムである私たちが、イスラームを選び、それに満足しているのです。
決して、イスラームが私たちに強制的に何かさせたりしているわけではありません。
例えば、現在、世界中のイスラーム国を見てみても、サウジアラビア以外の国で、女性にヒジャーブ(スカーフ)をかぶることを強制している国はありません。
それどころか、チュニジアや、トルコなど一部のイスラーム国では、ヒジャーブを脱ぐことを強制している国がたくさんあります。
それにもかかわらず、女性たちが、ヒジャーブをしているのは、なぜでしょうか?
どの国でも、礼拝を強制している国はありませんが、それにもかかわらず、彼らは、自分から礼拝をしたがります。
なぜでしょうか?
それをちょっと考えてみてください。
これらのことは、決して、イスラームで、強制されてしているのではなく、彼らが、自発的にしているのです。
彼らは自発的に、自ら好んで、それらをしたいからしているのです。
礼拝をして、断食をして、ヒジャーブをかぶり、盗みをせず、これらのことを、強制的にさせている国がイスラーム国にないにもかかわらず、世界中の多くのムスリムたちが、これらのイスラーム法を守っています。
なぜでしょうか?
それをどうか、ちょっと考えてみてください。
人生を生きる上で、多くの自由の中のほんの一部を、自らアッラーの法で限度を決めることで、幸せに人生を送ることができます。
ムスリムはこのことに対して、とても満足しているのです。
Damascusアジャック先生(アブンヌール大学ダウア学部学部長)講話要約
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