以前、こちらの記事、もらう人にも やさしいサダカ(喜捨) でご紹介した、トルコのパン屋さんの店先の貼り紙、
「 必要だけど お金が払えない方は 無料でお取り下さい。 」
このシステム、他にどんな国であるんだろう、と検索してみたら、ものすごくたくさんの国で実施されていてびっくりしました。
たくさんありすぎて、全部載せきれないのですが、一部だけご紹介します。
まずは、シリア! やっぱりありました。
「 食べ物を買うことができない方は、無料でお取りください。これは、アッラーのお金(糧)ですから。 」
そして、お隣のヨルダン!
ちょっと見にくいですが、一番下に
「 貧者と困窮者には、無料 」と赤字で大きく書かれています。
続いて、レバノンも!
「 誰でも必要だけれど、料金を払えない方は、無料でお取りください。」
優しいですね・・(o˘◡˘o)
そして、エジプト!
このパン屋のおじさんは、自分のお店で、毎日 2時間!!困窮者の方たちに、無料でパンを配る時間を もうけているそうですΣ('◉⌓◉’)
なんだか、涙が出てきました・・・(>_<、)
続けます!
オマーンです。
「 このパンは、買うことができない人には、無料です。」
そして、アラブ首長国連邦(UAE)!
「 このパンは、希望する方には無料です。」
希望する方って、、、そんな広げてしまってだいじょうぶなんでしょうか、、、
そしてもちろん、サウジアラビアも!
「パンを買う料金をお持ちでなければ、こちらは無料です。」
実はこの箱は、サウジアラビア人の商人が、町のスーパーマーケットと提携して、大量のパンとこの箱をあちこちに配布したものだそうです(ง •̀_•́)ง✧ すばらしい✨ ✨ ✨
次は、人道危機が続くイエメンでも!
彼は、友達とお金を出し合って、町中のパン屋さん達を説得し、買えない人達のために、無料のパンを置く箱を設置して、パンを配布。
そうしたら、なんと!この行動に感動して、同じようなアクションをする人が続出し、無料パン運動が、広がったそうヽ(^▽^)人(^▽^)ノ
そして、なんと、パレスチナでも!
このお店の前に掲げられた横断幕には、クルアーンの一節とハディースが書かれています。
「【またかれらは、かれ(アッラー)を敬愛するために、貧者と孤児と捕虜に食物を与える。】(76-9)
アッラーの御使い様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は言われました。
「アッラーは、兄弟を助けている間、彼を助けます。」
料金をお持ちでない方には、パンは、無料です。」
多くの国で、自分のできることは何か?を考えて、天国の貯金を貯める人達に支えられた優しいサダカ(喜捨)が広がっています。
根底には、自分の命も財産も、神からもらったもの、そして、来世ではただ、自分の善行しか自分を助けてくれない、というイスラームの教えがあります。
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