ある男が、ハサヌルバスリー様(アッラーのご慈悲あれ)に尋ねました。
「アブーサイードよ、あなたは信者ですか?」
すると彼はこう言いました。
「信仰には、2種類あります。
もしあなたが、アッラーと天使たち、アッラーの啓典と使徒達、天国と地獄、復活と清算(を信じているか)について
私に尋ねているのなら、私は確かにその信者です。
そして、もしあなたが、至高なるアッラーの以下のアーヤ(クルアーンの節)、
________________________________
8-2.信者とは、アッラーのことに話が進んだ時、
胸が(畏敬の念で)おののく者たちで、
かれらに(クルアーンの)印が読誦されるのを聞いて信心を深め、
主(しゅ)に信頼する者たち、
8-3.礼拝の務めを守り、
われが授けたものを(施しに)使う者たち、
8-4.これらの者こそ真の信者である。
________________________________ (クルアーン8-2~4)
これについて私に尋ねているのなら、
アッラーに誓って、自分が彼らのうちの一人なのかそうでないのか、私には本当にわからない。」
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これは、ウズベキスタンのタシュケントで保存されているクルアーンです。
こちらに説明がありました。
>タシケントにあるムスハフは、米国のコロンビア大学図書館にその複写が展示されています。
この写本は現在出回っているクルアーンのテキストが預言者のそれと教友たちの時代におけるそれと同一であることを証明しています。
またシリアに送付されたムスハフの写本も、イスタンブールのトプカピ博物館に展示されており、また羊皮紙に記録された古い写本もエジプトのダールル=クトゥブ・アッ=スルターニーヤに存在しています。イスラームの歴史を通して存在した数々の古い写本は、ワシントンのアメリカ議会図書館、ダブリン(アイルランド)のチェスター・ビーティー博物館、そしてロンドン博物館において見出すことができ、各地のものはタシケント、トルコ、エジプトのものと比較された結果、それらのテキストには初期の時代から全くの変更が見あたらなかったのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.islamreligion.com/jp/articles/18/
そうですね。人はせいぜい生きて100年前後ですが、文献はこうして1000年以上も残るのですよね。
クルアーンが1400年前から一文字も変わらず伝え継がれているのを考えると、本当にすごいことだと思います。
世界の歴史的資料に、アッラーのご加護がありますように。
テロのニュースはほんとうに悲しいですね。
世界中の若者に希望の職が与えられますように。
シリアの人たちに平和が戻りますように。
またテロが発生しましたが、国内では、サミットやら米大統領が広島訪問するかもということで、その時の警備の話題ばかりですが、若者の失業問題が第一かな?とマスコミは報道してますね。まずは、戦争が治まることと、避難民の命を守ることに尽くしてほしいと思ってます。以前アフリカの戦争が激しかった国の大使と話す機会があって、その時に、歴史や地名についてどこの国でも共通することは、国の復興には、昔の地名を残すことと、地域の歴史を語る時には資料を残すことが大切ということでした。その後その国はまだ復興のさなかですが、小さな博物館を住民主体で作ったそうです。どこの国かは言えませんが。人間の寿命よりも、経典や地域の歴史資料は残ることで語り継がれますから。守ってほしいですね。