ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

初めてダイエットをする方へ

2014-09-29 18:59:32 | Weblog
ダイエットに関してご質問を頂いたので、今日は初めてダイエットを

する方へ向けて書いてみたいと思います。

ウエイトトレーニングを定期的に(週3回程)行なっている、ということを

前提に書かせて頂きます。

ダイエットなので、まずは摂取カロリーを削っていく必要があるのですが、

いきなり炭水化物をゼロにしたりするのではなく、カロリーは徐々に減らして

いきます。例えば、普段1日の摂取カロリーが2500キロカロリー取っている方が

いたら、最初は全体のカロリーの10%程(目安ですが)の250キロカロリーを

削ります。これは食事で例えると、調理に使っていた油をカットしたり、

晩御飯の炭水化物(ご飯)の量を少し減らす、などです。

ここでいう少しとは、普段茶碗に2杯程(約300G)のご飯を食べていたら、

その1/3程(約100G)をカットするような感じになります。

こうすることにより最初はスルスルと体重が減っていくと思います。

このやり方を行なっていくと、しばらくして体重の減りが止まると思います。

止まったら、摂取カロリーをさらに10%カットします。

つまり、最初取っていた2500キロカロリーの20%の500キロカロリーを

カットします。ここでもカットするのは脂肪分と炭水化物になります。

さらに10%のカロリーをカットすることで一度止まっていた体重はまた

減り始めると思います。

次に止まったときは、カロリーをカットするのではなく、ここで有酸素運動を

取り入れていきます。有酸素運動は自転車漕ぎ(エアロバイク)やウォーキング

マシンなどです。有酸素運動は最初は週に2-3回程から開始します。

1回は20-30分行なえばいいと思います。

有酸素運動を行なうことのメリットは、基礎代謝が上がることが一番だと思います。

つまり、体を動かしていなくても消費するカロリーが増えていくのです。

これにより、摂取カロリーを減らさずとも消費カロリーが増えていくので、

体重(体脂肪)が減ることになります。

有酸素運動は最大で1回40分程を週に4回ぐらいまで行なってもいいと思います。

有酸素運動を行なう時の注意点は、やり過ぎると筋肉を削ってしまうことです。

ダイエット中は摂取カロリーを減らしているので、こうした状況で有酸素運動を

やり過ぎてしまうと筋肉は一気にしぼんでいきます。

やり過ぎなければ体は体脂肪を運動中のエネルギーとして使いますが、

やり過ぎると体は筋肉を分解してアミノ酸を運動中のエネルギーとして使うように

なるためです。筋肉が減るとどうなるかというと、基礎代謝が落ちていきます。

基礎代謝が落ちるということは体重が減りにくくなり、逆に体重(体脂肪)は

増えやすくなります。 この現象がよくいう”リバウンド”になります。

ダイエットは基本的には摂取カロリーを消費カロリーが上回るようにしていくのですが、

あまり減らし過ぎてしまってもうまくいきません。

どれぐらいまで減らしていくかは、最終的にはご自身の体の特徴を見ながらご自身で

判断して頂くことになります。

ただ、ご自身の基礎代謝を下回る程の摂取カロリーにしてしまうと、体は筋肉を

分解し始めてしまいますので、このやり方はお勧め出来ません。

以上、参考になりましたでしょうか。

では今日はこのへんで。

ウホッ

ゴリ


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フィットネスショップベンチプレス大会のお知らせ

2014-09-21 19:52:45 | Weblog
イベントの告知をさせて頂きます。

【フィットネスショップベンチプレス大会】

今年もフィットネスショップのベンチプレス大会を開催することとなりました。

日頃のトレーニングの成果をこの機会に思う存分発揮して下さい。


詳細は以下の通りとなります。


日時:2014年10月26日(日)*雨天の場合は11月9日に延期となります。

受付:AM 9:30~ 10:30 START

場所:フィットネスショップ水道橋店1F 本店前特設会場

階級: 男子 60, 65, 70, 75, 80, 85, 85超

    女子 50, 60, 60超

参加費:2,500円(税込)*参加費は当日受付にてお支払い下さい。

申し込み方法:店頭へ直接・TEL・FAX・web(www.fs-kakuto.com)からお申込み下さい。

フィットネスショップ水道橋店

東京都千代田区三崎町3-6-14第二ハンタービル1F

TEL : 03-3265-4646
FAX : 03-3265-4647

皆様のご参加、お待ちしております。

よろしくお願い致します。


高梨 圭祐
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セミナー告知です

2014-09-19 11:30:49 | Weblog
セミナーの告知をさせて頂きます。

【高梨 圭祐セミナー】


今回のテーマは「胸」です。

ベンチプレス、ダンベルフライを実技を交えてご説明致します。


日時:2014年9月21日(日)14:00-15:30

場所:フィットネスショップ水道橋店1F

*ご参加をご希望の方は下記までお電話にてご予約願います。

フィットネスショップ水道橋店

TEL : 03-3265-4646

*ご参加はお一人500円です。

*ご希望の方には実技を行なって頂きますので、動きやすい服装でのご参加を

お勧め致します。

皆様のご参加、お待ちしております。


高梨 圭祐


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パーソナル日記(ポージング編)

2014-09-18 23:47:10 | Weblog
こんばんは。

今日は、パーソナルの活動の中でのポージング編について書きたい、と思います。

クライアントさんは来月の東京の北区のボディビル大会の出場を目指して

トレーニングをされているTさんです。

Tさんはボディビル大会へ出るのは初めて、とのことで私にご依頼を頂きました。

ボディビルの基本ポーズは、フロントリラックスです。

このポーズ、”リラックス”という名前が付いていますが、本当にリラックス

してはいけません。 広背筋、大腿部、三角筋とほぼ全身に力を入れて、

逆三角形の体をアピールしていくポーズなのです。

このフロントリラックス、ポーズをとったことのない方にはかなり難しいポーズの

ようです。 広背筋を広げるところが難しいようです。

Tさんも最初はこのフロントリラックスにかなり苦戦していました。

Tさんの体を見させて頂くと、僧帽筋を始め、三角筋、首の筋肉などがコチコチに

硬くなっていました。なので、まずは体をほぐすところからスタート致しました。

僧帽筋などをほぐしたところ、フロントリラックスがだいぶ様になってきました。

あとは、ボディビルのポーズでは脚の筋肉にしっかりと力を入れることが大事ですが、

Tさんは脚にうまく力が入らないようでした。

これには、脚を片脚づつ上げる動作(*私がTさんの片脚の甲を軽く踏んで抵抗を

加えて片脚づつ脚上げを行なってもらいました)を行なうことにより、脚の筋肉に

力が入る感覚が得られたようです。

次はフロントダブルバイセップスです。

これは両方の上腕の筋肉をアピールしつつ、上半身の逆三角形のアウトラインを

うまく出してくポーズです。

初心者の方がこのポーズをとると、首や上腕に力が入り過ぎて窮屈な印象を

与えてしまいます。

Tさんも最初は首と上腕に力が入り過ぎて、背中のアウトラインをうまく

表現出来ていませんでした。

このフロントダブルバイセップスは、上腕には適度に力を入れますが、

背中をうまく広げて逆三角形のアウトラインを強調する必要があります。

背中をうまく広げるためには、肘を遠くに持っていき、かつ肘の部分を

前に出すようにすることが大事になってきます。

肘が前に出た状態が、肩甲骨が立った状態になり、こうすると背中を

うまく広げられるのです。

この動きはちょうど、背中のトレーニングのラットプルダウンの動きに

共通してきます。

ラットプルダウンもトップポジションで肘を前に出しておき、バーを

引いてくる際も肘を前に出したままにすると、肩甲骨の動きを

コントロールしやすくなります。

ここまで書いてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

ボディビルのポージングはトレーニングの延長上にあるものなのです。

従い、トレーニングが上手な人はポージングも上手ということになります。

Tさんに上記のポイントを私が実演してご説明したところ、力みのない

スマートなフロントダブルバイセップスへと変わりました。

今日は以上になります。

Tさん、また来週頑張りましょう!

また折を見て書きたいと思います。

ウホッ

ゴリ



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