Look at the Dawn Sky (^^)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

暗く低く

2020-07-23 06:55:39 | 日記



 一分の隙も見当たらない、満天の曇り空。



 暗く低くのしかかるような圧迫感マシマシの景色ですが、それでも今朝は割とカラッとした南風が心地よい涼を運んでいた川っぺりでした。









 相変わらず鳥成分が低めな川っぺり上空で、突如激しい空中戦が勃発します。



 三羽のカラス隊と、ブサさん(ハヤブサ)による遭遇戦が発生していた模様。











 そのままブサさんが少し加速すればカラス隊を容易に振り切ってしまえそうな場面が何度もありましたけれど、そのようにカラス隊が遅れ始めるとブサさんはワザと減速していたようにも見えます。

 そんな彼らの争いはなかなか収まりそうもなく、やがて彼らの争いの舞台が私の視界から外れて行きました。

 それからしばらくすると。



 先ほどとは別個体と思われる、もう一羽のブサさん登場。



 今回写真は撮り逃してしまいましたが、こちらのブサさんはカラス隊に邪魔されることもなく、易々と何かの小鳥(恐らくツバメ)を捕獲していたように見えました。

 そして、ふと思います。

 どうやら先の個体が近場のカラスたちの注意を引いている間に、後の個体が安全に食事にありつくという一種の陽動作戦、連携プレーだったのかもしれませんね。



 一連の騒動を私と共に傍観していたヒヨちゃん(ヒヨドリ)も、どこかホッとしたような様子を見せたあと、近くの梢からそっと飛び立ちました。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。



 230 拝

蒼く高く

2020-07-22 06:36:04 | 日記

 午後からはまた雨との予報ですが。







 東の空の金星は強く輝き。










 久しぶりに晴れた空を見て、やっぱり空は蒼く高かったんだなあと、忘れていた当たり前のことを改めて思い出したような気がします。






















 「アァ!」というカラスさんの呼び声が聞こえると、こちらのカラスくんも少し慌てた様子で飛び立ち、計四羽のカラス隊が少し急いだ様子で東の空に向かいます。

 彼らの行き先の先を見やると、ブサさん(ハヤブサ)らしき鳥影が東から南に向かって飛んでいました。

 やがて彼らは木立の向こう側に行ってしまい、すぐに私の視界から消えてしまいます。



 このところ鳥たち全般の活性がやけに低いなあとは思っていましたけれど、やはりブサさんがこの辺りをテリトリーとしたことで、危険を感じた小鳥たちは姿を隠しているのでしょうね。






































 そしてご来光の向こうから、まるで一仕事を終えたようなドヤ顔をしたカラスくんが、こちらに帰って来ました。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。



 230 拝

ビクッ!

2020-07-21 06:52:12 | 日記


 昨夜は今年一番の寝苦しい夜でした。



 あまりの蒸し暑さに何度も目を覚まし、たまりかねた挙げ句、少し夜風に当たろうとバイクで走ったりしていました。

 そして普段なら静かで人気のない幹線道路の暗がりに、恐らくは私と同じく涼を求めた人がひっそりと佇んでいたりしたのですが。

 やはり真夜中に朧な人影を不意に見かけると、どうしても反射的にビクッ! っとしてしまいます。



 そうして夜明けを迎えた川っぺりですが、今朝もまた鳥たちの活性は低く、ぼんやりと空を眺めていると、これまた不意にクマバチが私の手の甲に触れ、またしてもビクッ!!! っとしていました。







 そうこうしていると鳥影も疎らな、薄暗い川っぺりの空に一羽の。







 ハヤブサことブサさんがお出ましになります。



 ここ数日、毎日このぐらいの日の出前にお見かけするブサさんは、どうやらこの付近を朝の狩り場としているみたいだなと、推測していましたが、今朝はやっとその証拠写真が一枚だけ撮れました。




 ちょっとヒドい写真ではありますけれど、ブサさんがツバメくんを完全にロックオンしている様子がハッキリと見て取れます。



 ブサさんとツバメくんはこの雑木林の中に飛び込み、その後、私が帰るまでの小一時間の間、この雑木林から飛び立つ姿は見られませんでした。

 望遠でブサさんの姿を追っている途中で、ブサさんがツバメくんを見つけ、ツバメくんがブサに目を付けられたことに気づき、その瞬間、私のビクッ! どころではない生死を賭した緊張感に包まれたツバメくんが、果たしてその後どうなったのか、それはわかりません。









 生きとし生けるものが幸せでありますように。



 230 拝

初鳴きの表裏

2020-07-20 06:25:33 | 日記


 たった今、帰宅してこのブログを書き始めようとしたところで、セミたちによる今年は少し遅めの初鳴きが聞こえてきました。



























































































 どうもここ数年は異常気象という言葉が陳腐化するほどに、毎年大きな災害が発生していますけれど、今日は私の家の軒先で小さな異変が待っていました。











 羽化に失敗したらしいセミの亡骸です。



 セミたちの遅い初鳴きと、早過ぎる死。

 このことを胸に刻んで、今日一日は気をつけた方が良さそうです。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。

 230 拝

ゆ、油断した

2020-07-19 06:28:17 | 日記
























 いつも一人で川っぺりにいるとですね、たまーにね、つい、ついね、誰もいないと思って歌っちゃうんですよね。歌を。

 はるかー
 そうげんをー
 ひとつかみのくもがー

 なんてね。お気に入りは、母をたずねて三千里の歌なんですけどね。
















































































 と、ここでイーグレットさんにレンズを向けながら。

 さあ! 出発だ!
 いま! 日がのぼる!

 なんて歌いながら、ガバッと振り返ってシャッターを切ったら……後ろにおばちゃんが立ってたりしまして、ね。

 は……ぐうっ! なんて、変な声まで出してしまい、もう、私は、ダメかもしれないです(真っ赤)



 ……い、生きとし生けるものが幸せでありますように。

 230 拝