Look at the Dawn Sky (^^)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

「譲り合い」は成立しない

2020-07-18 07:27:18 | 日記




 今月から煽り運転の罰則が大幅に強化され逮捕者もぼちぼち出ている模様です。

 しかし、だからと言って急に全ての運転手のモラルが向上する筈もなく、私がよく閲覧するバイク関係のSNSでも相変わらずの水掛け論が続いています。



 曰わく、煽るのはよくない。いや、煽られるような運転、煽らせ運転がそもそも悪いんだ。いやいや、みんなもっと譲り合いの心をもとうよ。

 と、だいたいこんな感じの意見が多いのですけれども、もちろんどんな理由があっても煽り運転をして良いワケはありませんし、著しく遅いノロノロ運転や、自覚のあるなしに関わらずフラフラした運転もまた良いワケがありません。

 で、一見してもっともに聞こえる、みんなもっと譲り合いの心をもとうよ。という意見なのですが、これがどうにも胡散臭い。

 まあ、小学生くらいの子供がこんなことを真面目に言うのなら、まだ微笑ましいものですが、既に免許を持って運転しているいい大人の意見としては、ちょっと頂けません。







 よく譲り合いの精神などと言いますけれど、実際の公道において本気で譲り合ってしまうと、簡単に交通が麻痺してしまいます。

 もしもお互いが譲る気マンマンで一歩も引かなければ、どんな道路でも即座に大渋滞が発生します。

 だからまあ結局のところは、譲るか譲られるしかありません。



 そもそも本当に本気で安全運転を心掛けている運転手なら、相手に譲ってもらおうなどという甘い期待はハナから持たないものです。

 そして自分が譲るべき場面では、迷いなく譲ります。



 普段からこうした運転が出来ている人は、みんなもっと譲り合おうよ。などという、どこか他人まかせで、寝ぼけたような事は決して言いませんからね。



 ともあれ今回の厳罰化で危険運転が少しでも減ってくれれば、それはそれで本当にありがたいことだと思うのです。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。



 230 拝

古い自販機うどん

2020-07-17 06:16:02 | 日記









 昨日はおよそ三、四十年ぶりにはなろうかと思われる、良く手入れされた懐かしの自販機うどんを食しておりました。



 いや、もうね、ほんとに、ね「(こういうのでいいんだよなあ……)」と、夏紅葉の葉の下でつくづくとノスタルジックな想いに浸れました。

















 そして今朝の川っぺりは。



 生きものたちの活性がやけに低い朝でした。































 生きとし生けるものが幸せでありますように。



 230 拝



作用反作用

2020-07-16 07:00:11 | 日記



 この地球上では自分が思ったこと、したことが、そのまま自分に返ってきます。



 これも一種の作用反作用の法則と言えば分かりやすいかな。



 強くぶつかれば強く跳ね返ってくる。弱く当たれば弱く跳ね返ってくる。そんな当たり前の話です。



 だけどその当たり前なことに対する理解が浅ければ浅いほど、その代償は理不尽な苦しみとなって、とても高くつくものになります。



 良いことをすれば良いことが返ってくる。

 悪いことをすれば悪いことが返ってくる。



 ただそれだけの筈なのに、この世の中では誰もが、良かれと思ってしたことが何故かことごとく裏目に出て返ってきます。

 そんな話が実に多く、巷にはありふれています。



 誰もが良かれと思って行動し、遅かれ早かれ誰しもが、その結果に失望し後悔し憎悪する。



 一見すると不思議な話にも思えます。













 でも、そんな疑問に関する答えは簡単なものでした。
























 私たちの「良かれ」と思っていたことが、実は「悪い」ことに他ならなかったからです。



 その良かれという思いの正体が、実は、欲だったり、怒りだったり、無智だったからです。



 (良かれと思って)欲をぶつけたら、更なる欲が返ってきた。

 (良かれと思って)怒りをぶつけたら、更なる怒りが返ってきた。

 (良かれと思って)無智をぶつけたら、更にとんでもない無智が返ってきただけだったという、たったそれだけのことなんです。



 だったらどうすれば良かったのでしょうか。



 根本的には欲を捨てればいい。怒りを捨てればいい。無智をなくせばいいという、ただそれだけの話なんですけれど、それは、言うは易く行うは難し。

 いきなりは難しい話です。



 大前提として、私たちは作用反作用の法則からは逃れられません。



 だから自分という原因が悪いことを作用させておいて、反作用という結果に対して良いことだけを望むのは、それこそ無智無明の為せる狂気の技です。



 だったら。

 悪いことはやめよう。

 良いことをしよう。



 と、普通に考えればそうなります。

 と、そうはなるのですが、良いことに慣れていない、言わば良いことの素人である私たちが、無理に良いことをしようとする必要はないみたいです。

 私たちが半端なうちはどうせまた、良かれと思って間違えますからね。

 だから、せめて。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。

 という慈悲の意識を、意志を、自分の心の内に育てることこそが、幸せへの第一歩だと、正解だと、ブッダの教えに基づいて考えた結果、私はそんな風に結論しています。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。


 230 拝

カニカニカニ

2020-07-15 06:16:04 | 日記

 いつもの川っぺりに移動中、北東の空が赤々と眩く染まっていましたが。



 到着時には残念ながらご覧の有り様。



 そしてふと足下に目を落とせば。



 件の稚カニたちがわちゃわちゃと現れました。















































 結局、夜明けの小一時間の間、わちゃわちゃと現れ続けていた稚カニたちは40数匹に登りました。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。



 230 拝

2020-07-12 06:35:52 | 日記












































































 あまりにも乱れに慣れすぎて、乱れが乱れだと気づけなくなることが「狂気」という状態なのでしょうね。



 私たちは他人の狂気には目敏く気づきますけれども、自分の乱れや狂気にはなかなか気づけません。



 こうして空や鳥さんたちを見ていると、私の内にある様々な乱れや狂気をまざまざと見いだしてしまい、なかなかウンザリします。







 あ~、あ。

 まじ解脱とか、遠く、遠く、遠くて遠いなあ。



 生きとし生けるものが幸せでありますように。



 230 拝