昨日で東京2020オリンピックが終了しました。
日本選手の活躍をテレビで見ていて感動しました。
前回の東京オリンピックは高校1年のときで
エキジビションの野球を神宮球場に見に行き、
その隣にある国立競技場に聖火が点っていたのを今でも覚えています。
さて、
東京のお城が東京2020の競技会場になったのをご存じですか。
では、ここでクイズです。
東京に日本百名城と続日本百名城が合わせていくつありますか。
1 2つ 2 4つ 3 6つ 4 8つ
答えは 2 4つです。
百名城が 江戸城(千代田区)と八王子城(八王子市)
続百名城が 品川台場(港区)と滝山城(八王子市)です。
4つのうち2つが八王子市にあるなんておどろきです。
品川台場(続日本百名城NO124)がトライアスロンの競技会場になりました。
台場とは、砲台、つまり大砲を置く「台」となる場所のことです。
品川台場は嘉永6年(1853)6月のペリー艦隊来航を受けて
同年8月より伊豆韮山代官江川英龍による品川台場工事が開始されました。
計画は海上に約12基の台場を造築するはずでしたが完成したのは6基のみです。
一度も火を噴かぬまま明治を迎えました。
今は第3台場と第6台場しか残っていません。
レインボーブリッジの歩道から第3台場と第6台場の全体像を見ることができます。
第3台場(レインボーブリッジから)です。
第三台場の向こうに海(湾)や砂浜が見えます。ここがスイムの会場です。
あまりきれいな海水でないので問題になっていたと思います。
その向こうにフジテレビやホテル群が見えます。
第3台場は公開されていて砲台跡や兵舎跡(礎石のみ)弾薬庫跡などを見ることができます。
五稜郭にあるような跳ね出しのついた石垣もあります。
第6台場(レインボーブリッジから)
ここは、レインボーブリッジからでないと見えません。
残念ながら公開されていません。
自然の楽園になっているそうです。
江戸時代、幕末(今から168年前)に戻って絵図を一枚。
平和の祭典オリンピック会場(お台場)が、
なんと物々しい警戒をなされていたことでしょう。
このような歴史の変遷を経て今があるのです。
今もコロナとの戦い真っ最中ですが、
168年後にはどんな光景が展開されていることでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます