ここのところの寒さで、一気に秋が進んだ様子がイチョウの葉の色付きで知ることが出来ます。黄葉の代表はイチョウです。
イチョウ科の植物は世界古来の樹木の一つで、中生代~新生代にかけて世界的に繁栄したが氷河期にほぼ全滅しました。今のイチョウは唯一現存する中国原産の植物です。
街路樹など全国でどこにでも普通にみられる樹木ですが分類上は奇異な位置づけで、例えば広葉樹、針葉樹の区分では葉の形から広葉樹に該当しそうですが特殊な針葉樹に分類されるようです。
また、現存するイチョウは1種しかなく生きている化石としてレッドリストの絶滅危惧種ⅠB類に指定されています。
以前、テレビで見たのかどうかはっきり覚えていませんが、イチョウ並木があるのは日本だけだというようなことを小耳に挟んだことがあります。
普段何気なく見ているイチョウですが何か奥が深い木だと思えてきました。
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