少し毛色の変わった植物です。
ナンバンギセル ハマウツボ科
古くは万葉集にも登場する一年生の寄生植物で日本の野外では主にススキに寄生します。他のイネ科の植物やミョウガ、ギボウシなどにも寄生し陸稲やサトウキビの栽培地では大害草として嫌われています。姿形が喫煙具のパイプに似ていることからこの名前が付きました。
マヤラン ラン科シュンラン属
里山に生えるシュンランや花屋で売られているシンビジウムの仲間ですが葉と根を持たない変わった植物です。普段は地下茎が地中に潜っているだけで地上に姿を現すのは開花時の花だけです。ベニタケ科などのキノコと共生しているため、キノコのないところ(キノコが生える環境ではないところ)では生きていけません。
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