風まかせ~

自分で歩いて得た季節のきまぐれ情報です。気が向いたときに写真付きで時々出します。

天然記念物 犬吠埼の白亜紀浅海堆積物

2020-01-14 | 自然
真冬とは思えぬ程の穏やかな気候の一月十三日。暖かさに誘われて房総半島の東端の犬吠埼までドライブして来ました。
圏央道をひた走り大栄JKから東関道に乗り換え潮来ICへ、更に国道124号を走り銚子大橋で利根川を渡ってを走りようやく銚子に到着です。

昼食は銚子漁港の近くで念願の名物「なめろう丼」を食しました。本場物は旨かった!!

白亜の灯台は青い空によく映えます。


この辺りは黒潮の影響で暖かいせいか灯台周辺にはもう水仙の花が咲いています。


犬吠埼の灯台下に天然記念物が有ります。


房総半島の地表面の大部分は約6500万年前より新しい第三記という新しい地層で出来ていますが、銚子には古く堅い地層が露出しています。
銚子半島の先端の犬吠埼の灯台の真下の海岸には白亜紀(約4億4000万年~6500万年前)に海底で堆積した地層が顔を出しており、これが国指定天然記念物「犬吠埼白亜紀浅海堆積物」です。白亜紀というのは恐竜が生きていた時代で時代の長さを感じる場所です。
白亜紀の地層は関東から西の地方に分布しますがこの様に古い地層を見ることが出来るのは関東地方ではここだけの様です。

白亜紀の岩石は太平洋の荒波にも負けず頑張っています。



地球が丸く見える水平線をを見ながら穏やかな半日を過ごし、帰路は来た時と同じ道をたどって帰りました。

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