シロバナタンポポを目にすることが出来ました。シロバナタンポポは二ホンタンポポで白い花弁の日本固有種です。
もともと西日本にしか生息していなかったものが次第に関東、東北へと生息範囲を広げているようです。これも地球温暖化によるものと思われています。
公園や草むらに咲く黄色いタンポポはセイヨウタンポポと呼ばれる外来種が大半でカントウタンポポなどの黄色い花も含めたニホンタンポポはこの外来種に駆逐されています。
二ホンタンポポは種子をつくるのに受粉が必要ですがセイヨウタンポポは受粉がいらず自分で種子をつくることが出来るうえ二ホンタンポポに比べ2倍の種子をつくれるのであっという間に繫殖してしまうのです。
私が目にするシロバナタンポポも限られた場所でしか見ていません。
シロバナタンポポは生薬の原料や食用にでき、花弁はてんぷらに根はたんぽぽコーヒーにして楽しむことが出来るようです。
開花途中のシロバナタンポポ
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