SHOUT! リキリキリッキー絶叫部屋!

リッキー・りさ・ニシザーのお部屋。
うた歌いで、ライダーで、庭師エッグです。

『この世は冗談だ』

かみさまとのなれそめ、それはきょわいゆめ!

2006年09月04日 01時04分56秒 | リキ日記
あたくしは子供の頃から神様大好き人間。  
それは9歳の時、神様に助けてもらったのがはじまり。

当時あたくしは、「怖い夢」に悩まされていたのでした。

どんな夢かっちゅーと「音の夢」。音楽だけの夢です。
それがもんの凄いこっわい曲なのです。ホンマ恐ろしいのよ!

交響曲ってーのかしら、よくわかんないですがとにかく
いくつかの楽章にわかれているの。
最初はね、本当に美しくさわやかに優しく始まるの。
それが進むにつれどんどん、あれ?あれ?
怪しくなっきて、気がついたときには…
もう引き返せない所まで追いつめられている。
ジェットコースターが上り詰めたみたいにね。
ジリ、ジリ、ジリ、来る!来る!来る!

で、
どおおおおおおおおおおおおおおおおおん!
ってもう大絶叫ゾーンへ落ちてゆく。

いつもね、解ってるのです同じ曲だから。
それが余計怖い。どうなるのか知っている。
だってそういう曲なんだもん。
これが途中で止められないのだった。

曲を聴いているというより、音楽の中に入っているの。
その恐ろしい音の中でもがき苦しむ幼いあたくし。。。

音の世界だけどね、多少は絵もあった。
「鍵盤」とか「階段」みたいな記号としてのイメージが走る。
恐ろしく気味の悪い配色のパターンが映る。
あーもー、私の貧困な文章力では表現できないわ。。。
とにかく恐かったの。

もうね、恐怖という感情メモリの最高到達点。針振り切れてるで!
後にも先にもあれ以上の恐怖を、まだ今世では体験してません。

あたくしは二階の自分の部屋で寝ていたはずが、
いつも一階のどんつきのトイレの前で親にビンタされて
目を覚ましておりました。

どうしてかといいますと、
「うおーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!」って
泣き叫びながら廊下を走ってたらしい。
親もびっくりさ。

たぶん大絶叫ゾーンにかかったら耐えられんと走り出したんやろね。
っつーか、これ、後一回見たらきっと死ぬ。と思ってました。
マジで追いつめられてたです。
死ぬ事なくても発狂するかも。。。って。
ほんと、寝るのが怖かった。

そこでドラちゃん登場~。
は、してくれなかったので子供は知恵を絞った。
ほんまに追いつめられていたから死ぬ気で考えたのでしょうね。

結論、「そうだ、神様に頼もう!」
まさに、困った時の神頼み。えらいぞ子供!安易なあたくし!

当時あたくしの知っている神に関する知識をフル動員。
「神様」と「仏さま」と「キリスト様」に頼む事にした。(うーむ流石子供)
三人もいるんだからどれか大丈夫だろうと思ったのか。(しらん)
ちゃんと手の組み方も三種類あった。(マニアック)
お願いの台詞も三種類あった。(もう忘れちゃったけど)
その作法をきっちり守りながら三人にそれぞれ三回言うのをワンセットとして
それを三セット、毎晩毎晩絶対にお祈りをかかさずやっていたのだった。
(かなり念入りであるがそれだけ切実であったのだろうよ)

「絶対に怖い夢を見ないようにしてください!!!!!」と、
心の底からお願いしてみた。もう、無心で祈った。

ほんならあーた。ぴたっ、っと見なくなった。
あたくしはその怖い夢さえ見なけりゃよかったんですけど、
どうも全部にかかってしまったらしく、「怖い夢」という類いのものを
一切、見なくなっちゃったのだった。
ソレ以来、もう30年近く。。。
わっはっはー。

もう、その嬉しさたるや、たいへんなありがたさを感じましてね。
感謝感激西条バーモンド!

それからすっかりしょっちゅう、ベラベラと神様とお話する人間に
なってしまった次第でありました。

そんなこんなでこんなあたくしへまっしぐら。
ちゃんちゃん。