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『この世は冗談だ』

八ミリフィルム映画祭

2006年09月21日 22時57分32秒 | リキ日記
八ミリフィルムというのをご存知でしょうか?
もう、今ではオタクちゃんしか知らない代物になったかも。。。
八ミリビデオじゃないわよ、フィルムよフィルム!
昔のお金持ちのお家には家族の記録映画な形でも存在してました。
もちろんアートとしても使われているのですよ。

あたくしの時代にはね、かろうじて生き残ってたのよフィルム文化。
あたくしが映像科の学生だった頃、まだカリキュラムにも八ミリは
あったのです。前期八ミリ後期ビデオ、ってな具合にね。
(しかもビデオってのも、VHSのめっちゃでっかいヤツやったわ)
懐かしいわ。。。

あたくし達って、ちょーどデジタルとアナログの境目の世代なの。
(ホントその後、世の中恐ろしい勢いでデジタル化していった)
でも考えようによっちゃどっちも体感してるおいしい世代。
ジュークボックスなんてもんも、まだあったわねえ映像付きのだけど。
真夜中によくコイン入れてたなあ。

他にもそうねえ「アンダーグラウンド」なんていう今では死語の世界も
まだかろうじで残っていたわあの頃は…
その頃でさえ、かなり希有な存在だったのだけど、でも何故か
あたくしは不思議とアングラな御縁が多くて、妙にどっぷりだったわ。

さてさて本題ですけど、週末にそんな八ミリフィルムの上映会があります。
あたくしの先輩の映像作家さんの作品も上映されます。
大昔のあたくしも見られるよ。

でもそんなのよりもなによりも、これを見なきゃって人が出演。
知る人ぞ知る京都の変わり者、「堀宗凡」様が出演してらっしゃるのよ。
茶人、踊りもやられます。
基本、女装ですがそんな域は超えてらっしゃいます。

あたくしが、初めて掘さんを目撃したのは、
哲学の道をバラを口にくわえてステッキをもって、
タータンチェックのスーツ着て、背筋もスッと伸ばして
モデル並の姿勢の良さでウォーキング中の堀さんだったわ。
散歩だったらしい…。

凄いのよー、姿も語りもキャラ全て。
その哲学たるやプリント何百枚分もあるのよ。
(お宅に伺った際には、お土産に山ほど持たされます。)
撮影中もほんっと凄かったんだから~!

とにかくね、一回じゃあ書ききれないわ、堀サンの事は…。
でもこのフィルムをみてくれれば多少は解るかも。
でもね、映像になっちゃうと実際の印象よりも薄いわよ、コレでも。
ホント実物はすごかったー。

あ、上映会の詳細はこちらです。
http://www.neoneoza.com/program/8mm.html
24日(日)17:30~のプログラムですよ。

ちょっと刺激がほしい方、変わり者爺さんがスキな方、
ご覧あれ~!

(変わり者のオジイに縁があるのかしら…大家もそうやし…)