“NHK スペシャル ミラクルボディ 第一回世界最強の人魚達”
よりの抜粋
毎日毎日、ブログに何を書こうかと悩み、時には、私がテレビを
録画しておいて、其の中で感動したものの中から、もしかし
たら、是を見逃しておられた方々がおありだったら、さぞ残念
かもというすばらしい番組をブログで書かせていただくことが
あるのですが、画面には、すばらしい風景やら、可愛い写真
とか、正確なデータの表記などなどこれあり、それを、私には
表現できないのと、人の言葉は脈絡がつながらないこともまま
あり、時には聞き取れずに、何度も何度もビデオを見直して
原稿に書くのですが、これが意外と大変な労働になり、
原稿を見ながら、PC に書いていくのですが、このときにも、も
う一度ビデオを見直した方がいいと思うことも出てきて、PC
の部屋には新しいビデオがないので、ほんの3.4米のところ
ではあるのですが、ビデオを見に行きつ戻りつしながら書いて
いるんですが、86歳を目前にしている私にとっては、ちょっと
辛くなることもあるんですが、今日のこのお話には全く感動、
感動でしたので、どんなことがあっても最後までお伝えしたい
と思っております。
何処まで書けるか解りませんが、出来たら、最後の回まで
お読みください。
では・・・・。
水の中を自由に動き回る其の肉体を手にするために長い時を
過ごすシンクロナイズトスイミング、宙を舞う華麗な演技、
しかも、水の中で、繰り広げられるその時には、息を止めたま
まの過酷な動き、ダイナミックな足技、その間、頭を下にした
ままで、一切呼吸できない。
およそ3分間の演技の大半、選手は無呼吸状態で動き続け
なければならないのだ、酸欠に陥って選手が失神すること
だってあるこんな競技はほかにはない。
スポーツ生理学者
“陸上競技で言えば、3分間のダッシュを、半分息を止めて
行うようなものだ。
しかも彼女達はにっこり笑顔で、信じられません。“
この過酷な演技で今世紀中、金メダルを独占している国がある。
それはロシアだ。
そんなシンクロ王国のトップスター、ナタリヤ イシェンコさん
と スベトラーナ ロマーシナ さんはオリンピックと世界選手
権で金メダルを44個もとり、リオデジャネイロで連勝を目指して
いる。
ナタリヤ イシェンコさん
“私達の強みはすべてよ。芸術性、技の難易度、完成度、水の中
で 私たちに敵う人間なんて居ないのよ。“
世界で二人にしか出来ない技がある.それはロシアンルーレット。
猛スピードで30秒間足を動かし続ける。頭は勿論水の中。
一歩間違えば、酸欠の危機。しかし成功すれば、観衆の度肝を
抜く荒技だ。
それを可能にするのが、無呼吸でも動き続けられる身体能力。
是までベールに包まれていた女王の肉体に今回始めて迫ることを
許された。
最新の科学分析で見えてきたのは進化の常識を覆す驚きの事実。
体内の酸素量が限界に近づいた時、突如身体の奥底にある緊急の
酸素タンクともいえる存在が活動を始めたのだ。
水
生哺乳類研究者
“進化の観点から見るととても興味深いのです。水生哺乳類と
同じ機能を手に入れ、水と適応した。“
其の生まれ持った肉体を環境に合わせて進化させることなど
出来るのか、人間の限界にいどむシンクロナイズドスイミング。
其の頂点に立つ二人の身体と心を裸にする。
リオデジャネイロ オリンピックで 金メダル最有力候補
イシェンコ、ロマーシナ ぺヤが今年3月二人の体の科学的
分析のため来日した。
(つづく)