北欧スウェーデンで2022年、銃撃事件の犠牲者が急増し、10年前の3倍以上となった。政府は警察増員や重大犯罪の厳罰化を実施してきたが、効果は薄い。ギャングの過激化に加え、社会に溶け込めない移民の存在などの課題が背景にある。警察によると、銃撃による死者は12年は17人だった。近年は30~40人台で推移し21年は45人だったが、22年は12月中旬までに60人に上った。事件は日中の路上など人目につく場所でも起き、8月には南部マルメのショッピングセンターでギャングのリーダー格の男(31)が銃撃され死亡、15歳の少年が逮捕された。ある警察官は英BBC放送に「以前は銃でけがをさせたり怖がらせたりするのにとどまっていたが、今は殺すようになった」とギャングの凶暴化に懸念を示した。(共同)
コロナ収束後に訪れたい旅行先として、日本が最も人気があることがオンラインのアンケート調査によりわかった。アジア在住の人々からも欧米豪の人々からも、ともに海外旅行で希望する行き先の1位に選ばれている。人混みを避けてか、自然鑑賞など屋外のアクティビティが人気だ。調査は日本政策投資銀行株式会社(DBJ)と公益財団法人の日本交通公社(JTBF)が共同し、昨年10月にオンラインで実施した。海外在住のおよそ7000人の回答者に「次に海外旅行したい国」を質問したところ、選択肢として用意された世界の31の国と地域中、日本が1位を占めた。旅行先として好まれた順位と選択した回答者の割合(かっこ内)は次のようになっている。アジアと欧米豪の居住者の両方から、一貫して高い支持を得ていることがわかる。
アジア居住者による回答(複数回答、上位5ヶ国の抜粋):
1位:日本(67%)
2位:韓国(43%)
3位:台湾(28%)
4位:オーストラリア(27%)
5位:タイ(26%)
欧米豪居住者による回答(複数回答、上位5ヶ国の抜粋):
1位:日本(37%)
2位:アメリカ(33%)
3位:オーストラリア(28%)
4位:カナダ(28%)
5位:イタリア(25%)
5位:イギリス(25%)