昭和モダニズムの名建築である東京中央郵便局の姿を残しながら、東京駅丸の内口に誕生したJPタワー。施設の2・3階には、東京大学と日本郵便が連携した新しい文化施設、JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク(以下 IMT)がオープンしました。
大阪大学の至宝-マチカネワニ・ホロタイプ-
1964年(昭和39年)5月に,大阪大学豊中キャンパスの理学部周辺に露出する新生代・更新世中期の地層(大阪層群カスリ火山灰層準、約45万年前)から骨化石が発見されました。これは、日本で発見されたワニ類の化石の第一号となり、頭骨の長さが 1メートルを優に越え、ワニ類の中でも大型(体長6.9 ~ 7.7 m、体重1.3 t)に属します。
マチカネワニ (待兼鰐、 Toyotamaphimeia machikanensis )は、 更新世 (ミンデル氷期-リス間氷期頃、30-50万年前頃)に日本に生息していた ワニ 。 全長約7メートルの大型のワニである。 化石 は、 1964年 に大阪府 豊中市 柴原 の 待兼山 丘陵に位置する 大阪大学豊中キャンパス の理学部で新校舎建設現場から産出した 。
米連邦議会では上下両院の足並みがそろわず、新会計年度が始まる10月1日に政府資金が不足して数十万人の連邦政府職員が一時帰休となり、経済指標発表や食糧給付などあらゆるサービスが停止する可能性が高まった。政府閉鎖の場合、市民生活にどのような影響が起きるのだろうか。(ロイター)
東京電力福島第1原子力発電所の処理水海洋放出で中国が日本産水産物を全面禁輸したことを受け、国内の需要を盛り上げる動きが拡大している。百貨店や飲食店は中国向け輸出が途絶えたホタテの販売を強化。また、輸出停止で積みあがった在庫をEC(電子商取引)販売で国内に振り向けた水産加工会社には注文が殺到、応援ムードが高まっている。
「ホタテ好きな家族のために買ったが、支援につながるならうれしい」
高島屋大阪店(大阪市中央区)で9月下旬から始まった北海道物産展。親子で訪れた堺市の主婦(58)は買ったばかりの冷凍ホタテを手に笑顔を見せた。
物産展ではホタテとカキを特集し、5年かけて生育した肉厚な「猿払(さるふつ)帆立」などを用意。禁輸の影響を受ける水産物の需要喚起を図る狙いだ。高島屋大阪店の広報担当者は「国内客はもとより訪日客にも人気の物産展。百貨店が打ち出すことで安全だとのお墨付きにもなる」と力を込める。
財務省が発表した8月の貿易統計の確報によると、日本から中国に輸出した加工品を除く魚介類の総額は前年同月比75・7%減の21億8014万円。中国が、8月24日から日本の水産物の輸入を全面停止したことなどが要因とみられる。中でも輸入停止の影響が大きいホタテ貝を含む「イタヤガイ科」の項目は77・9%減の11億8838万円だった。
その中で、飲食業界もホタテのメニューを強化している。
9月22日から、北海道産などのホタテの握りずしを国内にある全約540店舗で売り出したくら寿司は「過去に出したホタテの握りずしより好調。米国ではホタテが好まれるため訪日需要も見込める」(広報)と話す。ワタミは居酒屋「ミライザカ」「三代目鳥メロ」直営計116店舗でホタテのバター焼きなどを9月20日までの10日間提供し「好評だった」(広報)ことから10月中にも第2弾を展開する準備を始めている。
飲食業求人サービスのクックビズ子会社で水産加工業のきゅういち(北海道函館市)は、中国へ輸出するはずだった北海道産ホタテが数十トンも積みあがった。そこで国内向けにEC販売を始めたところ注文が殺到。サイト開設からわずか10日間で1700件を超す注文があった。