徳島大(徳島市)は27日、医学部で保管していた毒物のアジ化ナトリウム100グラムを紛失したと発表した。誤って廃棄したとみられる。成人で50~100人の致死量に相当するが、悪用されたなどの被害は報告されていない。徳島大は徳島保健所と徳島県警徳島名西署に紛失について報告した。
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野地澄晴学長は27日の記者会見で、「過失によりこのような事態を招いた。多くの人に心配をおかけし深くおわびする」と陳謝。今後は、薬品の移動を2人で行うなど再発防止を徹底するとした。読売新聞
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