ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
他所で見る東北の足跡や繋がり、町の今昔や輝きを発信。

今年の写真帳 18頁目

2018-12-25 09:19:33 | ゆるゆる歩き:町や通り

皐月、一度仙台に帰る。


皐月十五日から十七日

この間、仙台もよく晴れて暑かった。

うっかり首周りを日焼けし、肌が痛くなった。


商店街に山鉾が出ている。

青葉まつりが近づいているのだ。


すが井であなごづくし御膳を頂く。

実は、宮城は屈指のあなご好漁場。


食後は青葉城に登城する。

青葉城址にある護国神社内の、英霊顕彰館へ立ち寄った。


翌日は歯科の定期通院。


十七日は、行きつけのレストランで食事をし、仙台駅へ。


日差しが強く暑い日で、景色も青空に浮かぶ白雲も際立つ。

駅直結のホテルも、日傘をさしているようだった。


 


今年の写真帳 17頁目

2018-12-24 23:25:16 | ゆるゆる歩き:自然

卯月二十六日 清澄 深川 錦糸町

 

そろそろ八十八夜も近づき、木々は葉を茂らせていく。

今年は、すでに気温が高く、もはや初夏の気候。メロンエキス入りの微炭酸飲料を飲んだ。

 

清澄庭園を一巡り。

 

水辺が心地よい。

アオサギと亀が仲良く寛ぐ。

 


そこから、すぐ近くの深川江戸資料館に寄る。


 

館内にある、江戸の町を歩く。

再現された、深川佐賀町の町並み。

 

夜明けや日暮れと、一日の移り変わりも再現。

物売りの鳴り物や、売り声が心地よく響く。

 

過去にも何度か来ているが、やはり楽しい。

ここは好きな場所だ。

 

 

帰り道、錦糸町に寄り道する。

目当ては山田家の人形焼き。

味が良いだけでなく、本所七不思議の「おいてけ堀」が描かれた包装もいい。

我が家のお気に入りだ。


今年の写真帳 16頁目

2018-12-24 16:55:04 | ゆるゆる歩き:町や通り

卯月十一日 根津

つつじ祭りの文京区。

根津神社のつつじ苑を見せていただく。

 

 

その後は、谷中方面へ歩く。

谷中では、慶喜公の墓所に立ち寄った。


青葉に変わった桜並木の谷中霊園を抜け、日暮里駅に出る。

 

昼下がり、風の強い時もあって、何度かツツジの間を砂埃が舞う。

風は次第に穏やかになった。

前日が夏日で、そこまでいかないが、この日も暖かかった。


今年の写真帳 15頁目

2018-12-24 14:13:32 | ゆるゆる歩き:旧跡

卯月四日 

御成道の宿場、岩槻へ行く。

江戸から来た将軍は、岩槻城に宿泊したという。

 

白鶴城は、岩槻城の別名。


今はすっかり変わってしまったが、かつては水に囲まれた城だった。


町には城の名残が点在し、本丸跡は、なんと、ガソリンスタンドの中。

 

岩槻駅の近くに、遷喬館という藩校跡がある。

儒学者の児玉南柯による私塾であったが、後に藩校となった。

 

駅前通り付近は、人形の町をうたい文句に、人形店が点在していた。

 

街道や川が通り、要衝だった城下町の岩槻。

その土地柄のせいか、どことなく奥州市辺りの城下町と雰囲気が似ている気がした。

なんだか落ち着く場所だった。

 


今年の写真帳 14頁目

2018-12-23 22:09:17 | ゆるゆる歩き:博物館など展示施設

卯月三日

明治神宮外苑から新宿御苑へと渡り歩く。

 

神宮外苑では、聖徳記念絵画館に寄る。

大正15年に出来た建物で、花崗石の荘厳な印象の外観。

内部は大理石やモザイクタイルで美しい。

中には大壁画が並び、明治天皇の生涯を通して当時の歴史を描き伝えている。



その後、新宿御苑へ。

様々な種類の桜があり、面白い。

散り始めの、花びらの舞う花見となった。

咲き始めたツツジの紅と、桜の淡い紅の景色を楽しむ。

晴れて汗ばむような、とても暖かい日だった。