土曜日の夜に、予約してあった動物病院に行ってきた。たまたま近くに鳥専門医のいる病院があったのは、本当にラッキーだったと思う。
先生は、ピーくんをすごくしっかり診てくださり、相当お腹が張っていること(多分、痛いから)、聴診や見た目には異常がないことを話してくれた上で、ウンチを顕微鏡で検査してくれた。
結果は、メガバクテリア症。
うちに来てすぐの頃に病院で検査した時は出なかったんだけど、おそらく、その時は免疫で抑え込めてたのが、免疫力が落ちたタイミングで増殖して、症状が出たんでしょうとのことだった。
メガバクテリア症は、真菌の一種で、ネットで見た動物病院の先生の記事では、セキセイインコの8割近くが持っていて、そのうち2〜3割くらいしか検出されないとも言われているらしい。多くは親の吐き戻しの餌を食べることで感染して、人には移らない(100%とは言えないけど)。
症状としては、下痢や嘔吐などの胃腸症状で、早く見つけて治療してあげないと、どんどん痩せて(つまり、餓死のような状態で)死んでしまうらしい。
検査で菌が見つからなくても、体内に潜んでいる可能性があるので、一度見つけたら時々便検査をしてあげないといけないそうだ。つまり、完治したとは言えない病気なんだって。また、激症型だと、大量吐血して急死することもあるらしいけど、ピーくんは幸い下痢だけで嘔吐もないので、まだわりと軽いのかもしれない。
ピーくんが発症した原因は、免疫力の落ちやすい換羽期に、たまたま餌が変わって、そのストレスが重なったためと考えられる。まさか餌が終売になるなんて思わず、他の注文するものと併せて買おうと思っていたら、前のペレットがかなり少なくなってからもう買えないことに気づいた。それで急遽、別の餌に切り替えることになってしまったので、餌の切り替え期間がほとんどないままに新しい餌になってしまい、ピーくんにストレスをかけてしまった。
ずいぶんかわいそうなことをしちゃったなぁ😥
とりあえず、餌が合わなくて、とかってことではないようなので、ペレットをすり潰して粉にし、少しだけシードに振りかけてみた(栄養があるからね)。
それから、それが嫌だったときのために、別の容器にシードだけを入れておいた。
ピーくんは、つかまれるのに慣れてないし、私も潰しそうで怖くてうまくつかめないので、直接薬を飲ませることは難しい。それで、水に溶かして飲ませましょうということになったんだけど、最初の一口を飲んだピーくんが、まぁびっくりするほどまずそうな顔をして、思わず笑っちゃったよ😅
羽を少し広げて、くわぁって顔をして、ちょっと震えてた。まぁ、そのあとは普通に飲んでたけど。ただ、やっぱりあまり飲みたくないのか、水入れのところで飲まずに悩んでるみたいな姿を見ることがある。何度か水入れに行っては、飲まずに戻って、結局最後は飲む、みたいな。すぐに慣れるといいんだけど。
そして、びっくりすることに、飲み始めて1日で、ピーくんがすごく元気になってきた‼️
調子を崩してからか細い声でさえずるだけだったのが、昨日の夜には人語で話しだし、ケージのドアを開けたら、部屋を飛び回って遊んだりもするようになった😄✨
耐性菌がいて、薬が効かない子もいると聞いていたけど、ピーくんには効いてるんだ。本当に良かった‼️
りょうちゃんも大喜びで、
「ママ、ピーくんが出たがってるから出していい?」
と聞いてきた。確かにケージのドアにしがみついてたから、ここ最近の様子と比べたら、本当に大きな変化だ。
今朝もだいぶ元気で、私が台所で手を洗ってたら、水を飲みにやってきた。それから肩に止まって人語をブツブツ呟いてた。
でも、水が冷たかったのか、ケージに戻して少ししたら、膨らんで震えてたから、お腹が痛くなったのかもしれない。
油断大敵。とにかく、早くしっかり治してあげないと。