ものづくり仕事には職人さんが必要
今回は、ものづくりの会社や職人にはそれぞれ特徴があるという紹介です。
ものづくりを初めるには加工先さんのクセ、特徴に分けて仕事を振り分けると効率がいいです。
ものづくり仕事のスピードを求めるなら
スピードを求めるなら少数精鋭で経営されている
社長兼職人と直接話しするのが良い。
ものづくりというのは最初に試作を必ず作るのですが
金型代や時間を頂戴しないといけません。
すぐに決裁ができて時間の融通を効かせてくれるので非常に助かります。
ものづくり仕事に大規模の製造会社はどうでしょう
逆に大きい規模でやられている会社様は専門技術や特殊設備をもっていることが多く
より専門性に特化しています。
ただし、それだけの技術や設備をお借りするのでそれだけの高価な対価が必要です。
それと人件費や機械の償却などの運用コストがかかっています。
ようはコストが高く、試作にも時間がかかります。
眼鏡のテンプル職人と、ものづくり仕事
メガネのテンプルと言われる部分。
このテンプルを作るという職人の仕事は
他業界にはない技術を使っているということが分かりました。
プラスチックのテンプルに骨代わりとなる金属の芯を挿し込むのですが、
このプラスチックや木の真ん中に長い穴を空ける技術は類をみません。
その技術を使った耳かき
鯖江の眼鏡業界でしか使われない技術ということなら
それだけで差別化ができているということですね。
コピーされない唯一無二の商品ができるということです。
鯖江独自のものづくり仕事
鯖江で仕事をしていた人間としては業界では当たり前の技術でも、
よそ者から見たら実は唯一無二の技術を使っていた、ということが何点かありました。
こちらのテンプルに穴を開ける以外には乾式のバレル研磨は珍しいです。
他の業界、アクリル製造では水を入れて研磨することが多いです。通称水ガラ
最後に。。
僕たちは加工していただける方々がいないと何もできません。
自分たちだけ金儲けができたらいい、
加工先にはとことんコストカットしてもらう、、ではなく
一緒に良いものを作っていこうという共存の姿勢が大事です。
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