ふくたまは漫画を読むのが大好きです。
という書き出しで、ダイの大冒険の作品紹介をしたのが
2011年12月24日なんで、10年前。
ダイの大冒険
時間が過ぎるのは早いものです。
漫画が大好きなのは変わっておらず、
好きな作品の新刊が出ると真っ先に購入しています。
10年前と違うのは購入形態。
10年前は紙の本を買うのが当たり前でしたが、
ここ8年ぐらいはBookLiveの電子版を購入しています。
購入金額自体は、紙で買った場合とそれほど変わりませんが、
①漫画本に場所を取られない(この8年間で2,000冊以上購入しているので実物があったら部屋が大変なことにw)
②読みたい本をすぐに読める
③パソコンのモニタで閲覧するので、紙の本よりも大きな絵、文字で読める
の3点が電子版のメリットだと思います。
ダイの大冒険好きは相変わらずですが、
同じく私の中でトップ3に入るもう一つの漫画があります。
それがタイトルにもある
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
です。
ジャンルはギャグ漫画で、10年前から連載がスタートし、
最新刊20巻が今月発売されました。
主人公はオタク・陰キャ・変態属性を持っている
女子高生 黒木智子
最高のギャクを黒木智子とその仲間たちが引き起こす、
珠玉の名作です。
ギャグ漫画は、作家の才能の枯渇との闘いと言われます。
・1、2巻は最高に面白かったんだけど、巻が進むにつれどんどん面白くなくなっていく…
・ネタがないので、一つの題材で複数話つなぐが、中身がスカスカ
・途中から格闘漫画にチェンジする
なんて残念な作品は星の数ほどあります。
ただ、この「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」は違うんです。
基本1・2話完結、修学旅行・遠足編などは複数話にまたがることがあるものの、
1話1話のギャクの完成度が高くクオリティが落ちない、
何より、巻が進むにつれ、話が面白くなっていき、
最新刊がいつも最高に面白い、という滅多にない素晴らしい作品なのです!
ダイの大冒険しかり、名作に共通するのは、
魅力的な登場人物が数多く登場するところ。
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」ももちろん例外ではありません。
その魅力的な登場人物を紹介したいと思います。
【1.黒木 智子】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/50/e13751f48aaec041bc969b8e1c509b7e.png)
この漫画の主人公
連載開始時は高校1年生で、現最新刊の20巻では高校3年生になっています。
オタク・陰キャを自覚している。
普段はおどおどして、人と会話するのもやっとというコミュ力の低さだが、
一度仲が良くなった友達や、家族にはめちゃくちゃなことを考えている本性を表します。
ただ、他人を無意味に批判したり差別したりすることはなく、
そんたくなしで随所で優しさを見せる、
そんな本当の智子に惹かれ、巻が進むごとに友達が多くなっていきます。
【2.黒木 智貴】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/75/2e22f8259bd0518eb0e92870f8e76f02.png)
智子の1歳年下の弟。
登場人物の中で一番好きなキャラクター。
幼い頃はお姉ちゃん大好きっ子だったが、
いつしか姉に対して冷たい態度を取っていくことに(原因はほとんど姉w)
諸々あって、姉と同じ高校に入学する。
サッカー部に所属しており、見た目もカッコよく、女子からよくモテる。
姉の無茶ぶりに振り回される、一番の被害者とも言えるが、
心の中では姉が大好きであり、姉に対する冷たい発言の中に、
随所にお姉ちゃんLoveが垣間見える。
作品的には智子と、智子の友達とのやり取りが中心のため、
登場回はそれほど多くないが、存在感は姉と同等で、
智貴が登場する回はいつも姉やその友達とドタバタ劇を繰り広げ、
ギャグのレベルがぐっと上昇する。
なので、智貴が登場する回は特に私のお気に入りです。
登場人物の中で一番好きなキャラクターになったのは、
私にも姉がおり、二人姉弟という兄弟関係が同じで、
自分に照らし合わせる部分が多いからかもしれません。
(私の姉は智子みたいにめちゃくちゃではありませんw)
【3.田村 ゆり】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ba/272bc4fbef22c6d059ade4f16df75d6a.png)
登場人物の中で一番可愛い女の子です!
修学旅行がきっかけとなり、仲良くなったクラスメート。
高校の友達の中では、一番の親友になる。
始めは「黒木さん」「田村さん」と呼び合っていたが、いつしか
「智子」「ゆりちゃん」と呼び合う仲に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3a/8d3b1696686727ed49031be83d18dc89.png)
智子のことが大好きで、智子と仲良くしようとする女友達に嫉妬する描写は
独特でいつも笑えます。
智子と同じように陰キャ属性を持ち、一度仲良くなると愛情をつくす、そんなあたりが親友になれた要因だと思います。
智子の心の中で、「近距離パワー型 精密動作性E」「表情筋が10gぐらいしかなさそうなので感情が分からない」
「教師になったらうるさくする子供を無言で殴りそう」など、
あまり嬉しくないつっこみを入れられます(笑)
【4.小宮山 琴美】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ee/7e9c54a725ee3f96f2b9955f3c383b21.png)
智子とは同じ中学で、高校に入り仲が近づくことに(決して仲は良くない)
眼鏡をかけた図書委員、という真面目キャラにありがちな設定だが、
智子の弟智貴に恋をしており、智貴がらみになるとキャラが豹変します。
豹変したときの異常度でいうと登場人物中No.1かもしれません。
ロッテの大ファンであり、足しげくマリーンスタジアムに通います。
ロッテ選手のサイン入りボールをクリスマス会プレゼントにしたり、
ロッテ球団の売り上げをいつも気にかけたり、智子をいつもドン引きさせます。
野球自体が好きで、クラス対抗ソフトボールでは、一人だけガチになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/4e/73471339f8472cf9ea65bcbfe363c046.png)
これは小宮山 琴美の野球好きをよく表した一コマで、
何度読んでも笑えるシーンです。
【5.吉田 茉咲】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/61/84bd6becec7d091a4247a674a862c774.png)
田村ゆりと同じく、修学旅行を通じて智子と仲良くなる。
ディズニー好きピュアなヤンキー。
智子にヤンキーであることをからかわれ(智子はからかっているつもりはない)、何度も智子をしめています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/6a/e26ed1ac2d81d8d30ec0051b27a6a5f2.png)
でも、友達思いで優しく情に厚い一面を持っており、
智子、ゆり、茉咲の3人は、きっと大人になっても親友であり続けると思います。
他にも魅力的なキャラクターはたくさんいるので、
また紹介したいと思います。
機会があれば、是非読んでみてください!