昨日は心強い仲間を加え、さらにもう一つ嬉しいことがありました。
今は一次開発から二次開発に移る過渡期で、11月はお客さんと
請負契約ではなくSES契約を結んでいます。
請負契約…決められた成果物を納期までに納品し、その報酬を一括で受ける
SES契約…作業時間に応じ報酬を受ける
SES契約は働けば働くだけお客さんからお金をもらえるわけではなく、
定められた上限値があるのが一般的です。
つまり青天井ではないということ。
今うちのチームは上限値をゆうに超える稼働をしており、11月末の見込みでは
全員で200時間以上、上限値をオーバーすることになっています。
じゃあ上限値を超えた200時間はタダ働きなのか?
お客さんからお金をもらえないのか?
もちろんそんなことしていたら会社は潰れます。
そこでお客さんとの交渉が必要になってくるわけです。
以下は一例ですが、
自社:上限は超えているが、指示された作業をしっかりとこなしている。
その分のお金は支払って下さい
お客さん:上限は始めから提示しているし、稼働時間をコントロールでき
ないのは御社の責任。何より、そんなお金はない!
自社:いや、それは分かりますが、働いた分は払っていただかないと
困りますよ!
お客さん:じゃあ、御社の作業内訳を出してよ!全部が全部うちが指示した
作業じゃないでしょ。御社のバグの改修とかあるでしょ。
それも上乗せされちゃたまらないよ!
…
こんなドロ沼のやり取りを繰り広げることは決して珍しいことでは
ありません。
実際、名古屋の時はこれで散々苦労した覚えたあります。
おー、嫌だ嫌だ。
こういうドロ沼のやり取りは、どんな難しい設計、プログラミングを行うより
精神力を消耗します。
さて、係長、所長から指示されたのは
「お客の部長と交渉し、200時間オーバー分をしっかりと取ってくること!」
でした。
本来であればこういうやり取りは上同士でやるか、営業がやるというのが
普通です。
今回私に白羽の矢が立ったのは、お客の部長さんからえらく気に入られている
からということでした。
仕様打ち合わせや進捗会議なんかは目立てるから(笑)、喜んで身を乗り出す
ふくたまですが、こういうお金の交渉は大の苦手なんです…。
でも、いつも夜10、11時まで頑張って仕事をしてくれている仲間のことを
思うと苦手だなんて言ってられません。
みんなの頑張りを成果にしなければなりません。
それに、お金の交渉ができなくては、真のリーダーは務まりません。
私が目指すのはプロジェクトリーダーを飛び越え、プロジェクトマネージャ。
昨日の夕方、作業場所にお客の部長が「お、どうだい調子は?」って感じで
フラフラ~と現れました。
これはチャンス、雑談する感じで、ネゴっちゃえ。
ちなみにネゴるとは、ネゴシエーション:交渉するから来ている言葉で、
我々の間では事前に水面下で話をつけ、自分達が優位に作業を進められる
ようにするということで使われています。
この業界にきて初めて知った言葉です。他の業界では使うのかな?
「あの~、今月うちのチームは稼働が高くて、みんな上限値をゆうに
超してしまいそうなんですが…。」と言うと
お客の部長は「え、そうなの?どれくらい?」と言います。
その場で計算して「だいたい235時間ぐらいですね。」と私が言うと、部長は
「235時間か…。大体百万円ぐらいだね。オッケー、オッケー。
百万円用意すればいいんだね。」と上機嫌で話します。
私は心の中でガッツポーズを取りました。
ヨッシャー、235時間分のお金GET!ってね。
さっそく電話で係長、所長に報告すると、「よくやった!ありがとう!」と
喜んでいただけました。
今よりさらにレベルアップするためには、開発スキルや設計力の向上の他に、
こういうお金の管理ができるようにならなければなりません。
昨日はお金を引き出し、仲間を説得し成功したりと、嬉しいことがありました。
なんか一つ階段を上ることができたような気がします。
それにしても、我ながらいろいろなことやっているなー。
今は一次開発から二次開発に移る過渡期で、11月はお客さんと
請負契約ではなくSES契約を結んでいます。
請負契約…決められた成果物を納期までに納品し、その報酬を一括で受ける
SES契約…作業時間に応じ報酬を受ける
SES契約は働けば働くだけお客さんからお金をもらえるわけではなく、
定められた上限値があるのが一般的です。
つまり青天井ではないということ。
今うちのチームは上限値をゆうに超える稼働をしており、11月末の見込みでは
全員で200時間以上、上限値をオーバーすることになっています。
じゃあ上限値を超えた200時間はタダ働きなのか?
お客さんからお金をもらえないのか?
もちろんそんなことしていたら会社は潰れます。
そこでお客さんとの交渉が必要になってくるわけです。
以下は一例ですが、
自社:上限は超えているが、指示された作業をしっかりとこなしている。
その分のお金は支払って下さい
お客さん:上限は始めから提示しているし、稼働時間をコントロールでき
ないのは御社の責任。何より、そんなお金はない!
自社:いや、それは分かりますが、働いた分は払っていただかないと
困りますよ!
お客さん:じゃあ、御社の作業内訳を出してよ!全部が全部うちが指示した
作業じゃないでしょ。御社のバグの改修とかあるでしょ。
それも上乗せされちゃたまらないよ!
…
こんなドロ沼のやり取りを繰り広げることは決して珍しいことでは
ありません。
実際、名古屋の時はこれで散々苦労した覚えたあります。
おー、嫌だ嫌だ。
こういうドロ沼のやり取りは、どんな難しい設計、プログラミングを行うより
精神力を消耗します。
さて、係長、所長から指示されたのは
「お客の部長と交渉し、200時間オーバー分をしっかりと取ってくること!」
でした。
本来であればこういうやり取りは上同士でやるか、営業がやるというのが
普通です。
今回私に白羽の矢が立ったのは、お客の部長さんからえらく気に入られている
からということでした。
仕様打ち合わせや進捗会議なんかは目立てるから(笑)、喜んで身を乗り出す
ふくたまですが、こういうお金の交渉は大の苦手なんです…。
でも、いつも夜10、11時まで頑張って仕事をしてくれている仲間のことを
思うと苦手だなんて言ってられません。
みんなの頑張りを成果にしなければなりません。
それに、お金の交渉ができなくては、真のリーダーは務まりません。
私が目指すのはプロジェクトリーダーを飛び越え、プロジェクトマネージャ。
昨日の夕方、作業場所にお客の部長が「お、どうだい調子は?」って感じで
フラフラ~と現れました。
これはチャンス、雑談する感じで、ネゴっちゃえ。
ちなみにネゴるとは、ネゴシエーション:交渉するから来ている言葉で、
我々の間では事前に水面下で話をつけ、自分達が優位に作業を進められる
ようにするということで使われています。
この業界にきて初めて知った言葉です。他の業界では使うのかな?
「あの~、今月うちのチームは稼働が高くて、みんな上限値をゆうに
超してしまいそうなんですが…。」と言うと
お客の部長は「え、そうなの?どれくらい?」と言います。
その場で計算して「だいたい235時間ぐらいですね。」と私が言うと、部長は
「235時間か…。大体百万円ぐらいだね。オッケー、オッケー。
百万円用意すればいいんだね。」と上機嫌で話します。
私は心の中でガッツポーズを取りました。
ヨッシャー、235時間分のお金GET!ってね。
さっそく電話で係長、所長に報告すると、「よくやった!ありがとう!」と
喜んでいただけました。
今よりさらにレベルアップするためには、開発スキルや設計力の向上の他に、
こういうお金の管理ができるようにならなければなりません。
昨日はお金を引き出し、仲間を説得し成功したりと、嬉しいことがありました。
なんか一つ階段を上ることができたような気がします。
それにしても、我ながらいろいろなことやっているなー。