心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

2013年01月26日 11時29分13秒 | お仕事
今担当している仕事に、2、3月に後輩1名が入ってくれることが決定しました。

今期は自分自身のアサインしか確保できていなかったのですが、
最後の最後で、他のメンバーを自分のプロジェクトに加えることができました。

私が尊敬するお客さんのリーダーAさんが予算が厳しい中、私に何とか手柄を
立てさせようと取り計らってくれました。

後輩Bくんと一緒に仕事をするのは、今回が初めてです。

年齢は私より3つ下。

これまではSE・プログラマではなく、検証作業をメインでやっていたので、
本格的なシステム開発の経験はほとんどありません。


【1.Javaのお勉強】
 今やっているのはJavaの案件なので、まずは私が5年前に取得した
 OJC-A(旧SJC-A)という資格の本を買って、1月はその本を
 ひたすら読んでJavaの勉強をしておくよう指示しました。

 OJC-Aとは
 Oracle Java certified associate
 の略で、Oracle社によるJavaの認定資格です。

 OJC認定資格の中では最も簡単なものですが、Javaを始めるのにはもってこいの
 入門資格です。

 一番有名なのはOJC-Pという中級の資格ですが、Javaの経験がない人に
 いきなりOJC-Pは難しいと思います。

 Javaで重要なのは、なんといってもオブジェクト指向の概念の理解です。

 プログラミングテクニックを身に付けるよりも、まずはオブジェクト
 指向の概念を理解する方が重要です。

 OJC-Aではオブジェクト指向の概念を勉強することができ、
 OJC-Pはどちらかというとそれを応用したプログラミングテクニックに
 資格範囲が広がっていきます。

 そんな意味で、私はOJC-A→OJC-Pの順番で勉強していくのが
 ベストだと考えています。

 私自身も実務未経験ながらこの順番で資格を取得し、
 今では基盤モジュール(フレームワーク)も カスタマイズできるまでJavaの
 理解を深めることができています。


【2.自分と似たにおい】
 リーダーAさんと2、3月誰を入れるかという話になった時、
 他にも候補はいたのですが私はBくんをプロジェクトに入れたいと
 お願いしました。

 Bくんはどちらかというと、プログラマタイプではなく、SEタイプの
 人間だと思っています。

 私自身は、間違いなくSEタイプです。

 長い間この仕事をしていますが、SEタイプより、プログラマタイプの
 人をメンバーとして加えることの方がはるかに多かったです。

 私の中で、SEタイプ、プログラマタイプのすみわけは、

 SEタイプ…お客さんと会話しながら仕様を詰めていくのが好き
        設計が好き
        プロジェクト管理、品質管理などの管理業務が好き

 プログラマタイプ…人と話すよりは、どちらかというと黙々とキーボードを
            たたく方が好き
            プログラミングが好き
            技術力を深めていくことに興味がある
          
 となります。

 どちらがいいという話ではありませんが、私自身が純粋なSEタイプの
 人間なので、後輩を育てていくにあたっては、自分と似たタイプの人間が
 入ってくれた方がやりやすいという思いがあります。

 最近は、自分がこれまで死線を何度も越えながら実践で身に付けた
 「SEとしての理念」を誰かに引き継ぎたいという気持ちが強くなっています。

 気が付けば自分ももう33歳。

 後輩を育てるということはこれまでもやってきましたが、
 設計技術、プログラミングテクニック、テスト技法というよりは、
 「SEとしての理念」を誰かに継承したいという気持ちが強くなっています。


【3.育てていくにあたって】
 Bくんは、なんといっても、SE・プログラマ経験はほとんどありません。

 2月頭からJavaのプログラミングを任せる予定ですが、
 最初は戸惑うことが多いでしょう。

 なんでも経験です。

 よほどの天才でもない限り、初めて経験することはうまくいかないことが
 多いものです。

 だから、長い目で彼のことを見守り、根気強く育てていくつもりです。

 毎週土日どちらか、二人で出勤し、私が講習することも予定しています。
 これは仕事ではなく、勉強になるので、もちろん休日出勤手当はつきません。

 2、3月の2ヶ月という短い期間では、どうしても経験できることに限りが
 あります。

 でも、最大限、彼にとって密度の濃い2ヶ月になるよう、サポートしていきます。


【4.光】
 お客さんのリーダーAさんは、今期は私の下にメンバーを入れられないことを
 常々申し訳ないとおっしゃってくれていました。

 最後の最後で、1名入れることができ、Aさんは「本当によかった」と
 話されていました。

 私は幸運な男です。

 尊敬するAさんに、こんなにも大事に思われていることが、とても幸せです。

 Aさんのためであれば、死ぬことだって構わないと思っています。

 社会人になってから私の人生は暗い闇に覆われていました。
 30歳まで。

 30歳の夏に、私は東京へ行き、Aさんのもとで仕事をするようになりました。

 この2年と半年、私の人生はひかり輝いているものだと感じます。

 それはAさんが私に大きな光をあててくれているからです。

 Aさんがいなければ、今の充実した私の日常はありえないでしょう。

 暗闇続きだった私の人生に、大きな光をあててくれた人

 それがAさんなのです。

 Aさんからは、来期1年間も私に仕事をお願いすると、お言葉をもらっています。

 Aさんと共にまだまだ仕事ができる。
 
 本当に幸せなことです。


いつか、私もAさんのもとを離れる時がくるでしょう。

自分の代わりになる人材を育て「SEとしての理念」を継承したいと思うのは、
その時に、Aさんに迷惑をかけたくないというのも理由としてあります。

Aさんが私に光をあててくれたように、私も後輩達に光をあてるよう努力して
いかねばなりません。

今は、自分の幸せな状況に感謝し、次世代を担う素晴らしいSE・プログラマを
育てていくことがAさんへの恩返しになると捉え、毎日頑張っていこうと
思っているところです。

運命の日 魂vs魂

2013年01月19日 14時22分26秒 | お仕事
負けられない運命の分かれ目

やるしかない夜明けに命をかけて

この手で必ずオレはオレを超えていくぜ


【1.会議】

 年が明けて、早くも1月下旬。

 1月4日に福岡から東京に戻ってきて、1月17日までの間、
 本当に大変な日々でした。

 1月17日はクライントとの重要な会議がありました。

 1~3月の期間で行う開発の基本設計書を提示し、顧客合意を得るための会議です。

 この会議の結果によって、2、3月の開発期間のすべてが決まります。

 年末年始は、別の作業が舞い込んできてしまい、会議のための準備は
 まったくと言っていいほどできていませんでした。

 ようやく準備に着手できたのは1月10日。

 会議まで1週間しかありません。

 基本設計は開発工程の中で、最も難易度が高く、最も重要度が高い工程です。

 システム開発の良し悪しは、7割はこの基本設計で決まるというのが私の認識です。

 今回は新規ではなく、改修案件だったので、既存の基本設計書に手を入れる作業に
 なります。

 新規でページをおこしていく箇所は少なかったのですが、修正する箇所はかなりの量。

 1月10日、11日は、この案件の詳細スケジュールと、改修箇所を洗い出す作業に
 あてました。

 基本設計書の修正に着手したのは1月12日(土)から。


【2.設計と印刷】

 1月13日(日)に、会議で提出する設計書の約7割の修正が完了しました。

 1月14日(月)はそれをお客さんにレビューしてもらい、
 1月16日(水)の午後に、すべての設計書修正とレビューが完了しました。

 1月17日の会議は午後から。

 印刷する資料のページ数はおよそ150ページ。それを複数部印刷する必要があるので、
 印刷する資料の総ページ数は何千ページに上ります。

 会議で説明するのは私の役割なので、自分で説明しやすいよう印刷していきます。

 ここで運の悪いことに、別プロジェクトの人も会議のためか、納品のためか
 分かりませんが大量に印刷を始めました。

 お互いプリンタの取り合い状態。

 本当は午後9時には上がる予定でしたが、結局印刷がすべて終わったのは、
 午前0時。

 もう終電はありません。

 大江戸に泊まりました。

 前の日も大江戸泊りでしたが、この日は、すごく気分がよかったです。

 印刷を明日の会議当日に持ち越してしまうと、今日みたいに誰かと印刷が
 かちあってしまい、最悪の場合、会議までに印刷が間に合わない可能性がありました。

 だから、何としてでも、今日中に印刷を終えたかったのです。

 温泉に入り、ゆっくりと疲れを癒します。

 一時、会議のことを忘れ、リラックスすることができました。


【3.会議直前】

 いよいよ1月17日になりました。

 朝は大江戸温泉からそのまま出社。

 昨日印刷した膨大な資料を確認します。

 「あっ、これがあった方が、説明がしやすいな」

 と思い、1枚資料を作り、資料をとじ直します。

 資料は約151ページ。

 私に割り当てられた時間は、1時間。

 頭からすべてを説明していたのでは、1時間で終わるはずがありません。
 何より、設計書なので、頭から順に説明しても、クライアントの頭には
 内容が入ってこないでしょう。

 会議の目的は設計の合意を取ることでもありますが、本当の目的は、クライアントに
 我々がどのような改修を行うかを明確にイメージしてもらい、理解してもらうこと
 にあります。

 午前11時から午前12時までの1時間。

 説明する箇所と順番を、白紙のプリンタ用紙にペンで書いていき、
 何度かシミュレーションします。

 シミュレーションを終えたあと、

 「よし、準備は完璧!絶対に成功する!!」

 と自分に言い聞かせました。


【4.運命の日 魂vs魂】
 
 会議の場所は、職場から離れた場所にあります。

 最寄り駅に会議30分前に到着。

 喫茶店に入り気持ちを落ち着けます。

 その時、ふと

 『負けられない運命の分かれ目

  やるしかない夜明けに命をかけて』

 というフレーズが頭をよぎりました。

 これは、「運命の日 魂vs魂」という歌の中の1フレーズです。

 この歌は、アニメ ドラゴンボールZで、セルとの戦闘で悟飯が覚醒するシーンで
 流れる曲です。

 この歌詞のあとは、

 『この手で必ずオレはオレを超えていくぜ』

 と続きます。

 まさに、運命の分かれ目。
 負ける(失敗する)ことは許されません。

 命をかけてやるしかありません。

 そして、これを乗り越え、私は私自身を超えていきます。


【5.誕生日】

 会議が始まりました。

 一番始めは私の説明から。

 持ち時間は1時間。

 説明をし始めると、いつも以上に声が出ている自分に気が付きました。
 そして、言葉が詰まることもありませんでした。

 途中何度もクライアントと議論しました。

 説明している途中、マナーモードに設定している携帯に着信ありました。

 すべての説明をし終えました。

 すべての説明について、クライアントは納得してくれて、結果はとても満足の
 いくものでした。

 時計を見ると、会議開始からちょうど1時間。

 シミュレーションした成果が出ました。

 話し終わり、ふと携帯を見ると家族からメールがきていました。

 「33歳の誕生日おめでとう」

 夕方近くになって、そのメールで初めて今日が自分の誕生日であることに
 気が付きました。


今回の件は、クライアントへの説明(プレゼン)については、これまでで
一番の出来だったと振り返ります。

いろいろな作業があった中、質の高い設計書を提示できたことに、満足しています。

 負けられない運命の分かれ目

 やるしかない夜明けに命をかけて

 この手で必ずオレはオレを超えていくぜ

この歌詞に励まされました。

自分の限界を超えることができた

今は素直に自分を誉めてあげたいと思います。

雪の六本木

2013年01月14日 18時40分46秒 | 遊び
今日は六本木に行ってきました
いつもは仕事帰りにお客さんと飲みにいくことが多い六本木
今日はいつもと違い、午前11時に六本木に到着

そんなに早く六本木に到着したのは、お昼からある舞台があったためです。
いつも飲みにいくお客さんと二人で観劇にきました。

いつもは夜8時ぐらいに飲みにいくので人でごったがえしています。

今日はお昼で、大雪ということもあり、人がとても少なく静かな街並みでした。

なんか新鮮な感じがしました



画像は舞台を観る前にとった街並みです。

舞台は約2時間。

午後2時ぐらいに外にでると



……あらー(汗)

舞台を観終わったあと、二人でしこたまお酒を飲み
さっき家に帰ってきました。

いつもは1時間で帰れる道のりが、2時間かかりました。

靴は雪でびしょ濡れ

といろいろありましたが、とても楽しい一日でした

甥っ子とおじいちゃん

2013年01月04日 21時42分39秒 | 遊び
年末年始は福岡の実家に帰省して、二歳半になる甥っ子とたくさん触れ合うことが
できました

とにかく、よくしゃべるしゃべる

そして、よく動く動く

まさに、元気のかたまりといったところでしょうか

元気いっぱいに育ってくれていて、伯父としてとても嬉しかったです

僕の姉、姉の旦那さんの育児のたまものなんだな~、
また、僕の両親もいろいろと育児を手伝ってくれたんだろうな~と思いました。


甥っ子と触れ合っていて、一番印象深かったことを書きたいと思います


元旦の夜、僕の親友二人を実家に招いて、飲むことになりました。

「僕の友達がくるよ~」と、甥っ子に話しました。

玄関のベルが鳴ると、甥っ子は僕よりも早く玄関に駆け出し到着します

親友に会うと、「こんにちは」とかわいく挨拶します。
人見知りをしない性格で、本当にいいなと感心しました

僕が人見知りな方なんでなおさら感心してしまいました

僕の部屋で親友と飲み始め、しばらくすると、部屋の入口のふすまがゴソっと開きます。

登場したのは甥っ子。

手にはおもちゃを抱えています。

何をするかと思うと、親友に対し、おもちゃの使い方を実演を交えレクチャーし始めました。

これには思わず笑っちゃいました

人懐っこいだけでなく、度胸もあるな~と思いました。

そしてふと、僕のおじいちゃん(甥っ子にとってはひいおじいちゃん)のことを思い出しました。

おじいちゃんは6年前に他界しました。

とても豪快な性格で、面倒見がよく、世話焼きなおじいちゃんでした。

おじいちゃんという人を一番よく表す言葉は、

親分肌

です。

「大将気質」とも言いましょうか、下のみんなを引き連れ、よく面倒を見て、みんなをまとめ
引っぱって行く

そんなおじいちゃんでした

おもちゃの使い方を親友にレクチャーする姿を見ていると、おじいちゃんが

「これはこう使うとぜ!!!」

と言っているような錯覚を覚えました

甥っ子は、おじいちゃんの遺影を見ると、いつも笑顔になります。

きっとおじいちゃんが甥っ子に優しく話しかけているんだと思います

わがままで、意地っ張りで、それでいて、周りのみんなを気遣う優しさ、
いろいろなことに物おうじすることなく、そしてなにより面倒見のいい親分肌

前から思っていましたが、甥っ子はおじいちゃんにそっくりだと思った出来事でした。


甥っ子に次はいつ会えるかな~
またいっしょに遊ぶのが待ち遠しいです

明けましておめでとうございます

2013年01月03日 12時56分34秒 | 遊び
新年明けましておめでとうございます。

今年も「心配ないさ~」と、ふくたまをよろしくお願いします。

昨年に引き続き、身の回りで起こった出来事や、そこから学んだこと綴っていくのを
中心にこのブログを更新していきたいと思います。

昨年は人生で最も仕事が大変な一年で(毎年言っているような気がする… 笑)、
なかなかブログを更新することができませんでした。

今年は昨年以上に仕事に没頭するつもりなので、仕事の忙しさは昨年以上になると
思いますが、その中から学ぶことも昨年以上になると思います。

その学びを綴って、自分だけでなく、このブログに足を運んでいただける方々に
少しでも実りのあるブログとなるよう、昨年以上に思いを込めて、
この「心配ないさ~」を更新していきます。


さて、年末年始は福岡に帰省し、たった今、神奈川のアパートに戻ってきました。

毎年そうなんですが、年末年始の休暇は、何も考えずにゆっくりできる
唯一の機会と言えます。

幸運にも、社会人になって11年間で、実家に帰れなかったのは1回のみで、
年末年始休暇はカレンダー通り、お休みを取ることができています。

親友とお酒を酌み交わしたり、わんぱくざかりのかわいい甥っ子と遊んだり、
とても満足にいく帰省となりました。

日中は、マンガを読んだり、ひたすら寝たりしていました。

一年間の疲れを癒すように、ひたすらゴロゴロし、ひたすら寝る。

自分でも不思議なぐらい、睡眠を取ることができました。

そのゴロゴロしている中でも頭から離れなかったのは、やはり仕事のこと。

これまでを振り返り、これから、今年一年、どんな年にしようか無意識のうちに
考えていました。

仕事人間

自分でそうだと思います。

決していい響きがする言葉ではありませんが、
自分はそうあることで、いいと考えています。

仕事が一番楽しい

仕事をやっている時が一番熱中できる、夢中になれる

仕事に勝る暇つぶしはない

いつもそう感じています。
むしろ、年々その思いは強くなっています。


こんな男なんで、今年も仕事中心の話題を綴っていくことになるのは
間違いありませんが、仕事そのものではなく、そこで得られた成果を
分かりやすく書いていくことを心掛けたいと思います。

そうすることによってきっと共感してくれる人がいると信じています。


みなさんにとって、充実した一年になりますように。