この世で一番好きなもの

２ヶ月に渡る基本設計が、ようやく終了しました。

考えてみると、ＳＥになってから、まともに基本設計に携わったのは
初めてのような気がします。

これまでも、基本設計はやったことがありましたが、改修案件がほとんどで、
基本設計の一部を少しだけ担当するというものでした。

初めて臨んだ新規開発案件での基本設計。

自分としては、満足のいく出来だったと振り返ります。


さて、これから詳細設計工程に入っていきます。

一般的なシステム開発は
要件定義　→　基本設計　→　詳細設計　→　プログラミング　→　
単体テスト　→　結合テスト　→　システムテスト
の流れで進んでいきます。

その数ある工程の中で、私が最も得意とするのが「詳細設計」なのです。

この詳細設計に関してだけは、私は誰よりも優れているという自信があります。

システム開発という仕事を飽きずに、何年も続けているのは、
「詳細設計が好きだから、楽しいから」という理由が大きいです。

この世で一番好きなことは？夢中になれることは？と聞かれたら、
迷わず「詳細設計」と答えるぐらいです。

プログラミングは大嫌いです（笑）

別に苦手とは思っていませんが、とにかくやりたくないのです。

詳細設計はプログラムをどのように実装していくか、明確にイメージ
しながら作業する必要があるので、詳細設計とプログラミングは
表裏一体の関係にあると思っています。

でも、詳細設計→大好き、プログラミング→大嫌いとなってしまいます。

チームで開発する時は、

「詳細設計は難しいから私が担当する！
　君達は先回りしてプログラミングを進めてほしい。」

と半ば強制的に、チームメンバーにプログラミングを押し付けて、
私は楽しい楽しい詳細設計を担当するようにしていました（みんなごめんね 笑）

詳細設計ほどではありませんでしたが、今回初めて本格的に取り組んだ
基本設計も楽しいものでした。

私は設計書を人一倍大切にする人間であり、出来上がった設計書は
自分の子供みたいなものです。

質の高い設計書を作り終えた時、何とも言えない満足感に浸れるのです。

これから詳細設計工程が本格化していきます。

これまで以上に質が高く、誇れるものを作り出したいと思います。