昨日は宗像ユリックスまでボクシング観戦に行ってきました
JR鹿児島本線に揺られ、最寄り駅の東郷駅に到着
途中定食屋に入り「皿うどん堅麺」を食べ、腹ごしらえは完了
いざ、宗像ユリックスへ!と再度歩き出すのですが、そこから20分ぐらい歩きましたね
トータル30分弱、釣りで疲れた身体でしたが、なかなかいい運動になりました
【宗像ユリックス到着】
12時ちょうどに、宗像ユリックスに到着しました
宗像ユリックスに来るのは約2年半ぶりです。
前回来たのは「ユタと不思議な仲間達」観劇のためでした。
ダイちゃんユタに、芝さんペドロ、深見さんゴンゾ、道口さんヒノデロ…、
懐かしいなぁ~
【試合前のプロテスト】
12時40分からプロテストが始まりました。
この時間になると、かなり席が埋まってきます。
プロテストは2ラウンドかけてテスト生同士がヘッドギアを付けてのスパーを行い、
プロになる力量に達しているかどうかを見るものです。
実戦だけでなく、ペーパーテストもあります。
赤ヘッドギアの選手の方が動きがよかったですね。
対して白ヘッドギアの選手はパンチを出しにくそうで、出してもなかなかあたりません。
よく見ると、赤ヘッドギアの選手はサウスポー(左構え)でした
プロテストでサウスポーの選手と当たるのはちょっと運が悪いかな…

と思います。
プロでもサウスポーが相手の場合は、事前にかなり対策を練るものです。
サウスポーの選手の方が圧倒的に数が少ないため、通常はオーソドックス(右構え)の
とばかりスパー・対戦して、サウスポーの選手とはやり慣れてないケースが
ほとんどです。
つまり、オーソドックス対サウスポーでは一般的に、
サウスポーとやり慣れてないオーソドックスが不利で、
オーソドックスとやり慣れているサウスポーが有利となります。
そんなこんなで、2ラウンドフルに行われました。
大勢の観客がいる状態でかなりプレッシャーはあったと思いますが、二人とも落ち着いて
いました。
おつかれ様でした
いつかプロのリングで、二人の勇姿をお目にかかれることを楽しみにしています
【第1試合 ライト級 4回戦 判定】
○ 古野 正晃(Fukuoka) vs 日高 健次(W延岡) ●
一試合目はデビュー戦同士の一戦。
ライト級なのでやはり二人とも体つきが大きくて凄い
「デビュー戦同士の試合」とアナウンスが入ると、観客から大きく温かい拍手

が
送られます
1R目は古野選手が手数を多く出し、日高選手がガードするという展開になりました。
日高選手は1R目はとりあえず様子を見ているのかなと、私の目には映りました
2R、3R目になると、日高選手のパワーあるスイングが徐々に当たり始めます。
ただ、古野選手のガードも固く、肩で上手くガードしたりして、クリーンヒットは
なかなか出ませんでした
最後まで古野選手:手数 vs 日高選手:一発の破壊力
の図式のまま試合は進行し、そのまま試合終了
結果は手数の多かった古野選手の判定勝ち(40-37 40-36 40-37)でした
両選手、デビュー戦お疲れ様でした。
【第2試合 フェザー級 4回戦 判定】
○ 八丁 信介(フジタ) vs 岩田 泰斗(博多協栄) ●
2試合目もデビュー戦同士の対戦になりました。
八丁選手は私と同学年です

岩田選手は163cmと八丁選手よりも7cm身長が低く、同じような体格の私は参考に
させていただこうと思い、試合を観ていました
1R目序盤から岩田選手が身長の低さを活かし、八丁選手の懐に潜り込もうとします。
八丁選手はそれになかなか苦労している様子でしたが、1R後半から、引きながら
上手くパンチを当てれるようになってきました。
2R、3R目は互角の展開。
4R目には藤田会長の「ワンツー出せば当たるんだよ!」という指示に従い、
八丁選手のパンチが的確に当たり出しました
結果は八丁選手の判定勝ち(39-37 39-38 39-38)でした

ポイントから分かる通り3-0とは言え、かなり拮抗した試合だったと思います
八丁選手、デビュー戦での初勝利おめでとう

岩田選手、デビュー戦お疲れ様でした
【第3試合 ライト級 4回戦 1RKO】
○ 三好 祐樹(Fukuoka) vs 馬越 亮太(BCナカザト) ●
第3試合は西部新人王ライト級準決勝になります。
馬越選手は凄いパワーがありそうな、ガッチリした身体を作ってきていました
1R目から三好選手が上手く攻め、馬越選手から2回のダウンを奪い快勝
試合後のインタビューで三好選手は2年間のブランクがあったと話していました。
2年ぶりの試合で、これだけ凄い試合を観せてくれるなんて、ものすごく努力したん
だろうなぁと思います。
【第4試合 フライ級 4回戦 判定】
○ 藤本 誠之(Fukuoka) vs 山岡 和生(広島拳闘会) ●
第4試合は西部新人王フライ級準決勝になります。
今日始めての軽量級の試合ということもあり、スピードある戦いを楽しむことが
できました
お互いジリジリと間合いをつめ、一瞬のうちに間合いに入り、連打を繰り出し、
距離を取る…
このスピードある緊張感はライト級やフェザー級とは違った良さがあります。
1R目からお互いフルスイング
山岡選手はクリンチに持っていかれそうになっても、狭い隙間からボディに連打を
重ねていきます。
一歩バリのファイトスタイル

ガッツ溢れる姿を観せてくれました。
藤本選手は基本に忠実で、とてもきれいなボクシングをする選手だなぁと思いました

1R目に偶然のバッティングにより、左まぶたをカットしてしまいます。
それでも2R、3Rに入ると、身体ごと前に進む直線的なジャブで試合のペースを
握り出します。
この藤本選手のボクシング、観ながら「芸術的だ…」と思いましたね
途中何度も藤本選手陣営から「熱くなるな、冷静に!」と声が飛ぶほど、
両者ヒートアップした戦いでした。
4R最後はお互いもつれ込み倒れ試合終了。
結果は藤本選手の判定勝ち(39-37 39-37 39-37)でした。
途中山岡選手の減点1があったので、僅差の判定勝ちだったと思います。
藤本選手は8/15に九電記念体育館で西部新人王フライ級決勝があるそうです。
是非観に行きますね
山岡選手、ガッツ溢れ最後まで諦めない姿を見せてもらいました

ありがとうございました
【第5試合 ライトフライ級 4回戦 判定】
○ 藤原 永次(Fukuoka) vs 小尻 和弘(竹原) ●
第5試合は西部新人王ライトフライ級準決勝になります。
ライトフライ級はミニマム級に次いで2番目に軽い階級です。
軽い階級になればなる程、試合のスピード感が増していきます
この試合もそうで、「目にも止まらぬ速さ」でした
特に藤原選手の左右のフットワークは抜群でしたね
時計回りのフットワークの良さが印象的でした。
お互い脚を使いながら、クリーンヒット連発の白熱した好試合
4R終了後はお互い親友かのように健闘を称え合います
結果は藤原選手の判定勝ち(39-38 39-38 39-37)でした。
両選手素晴らしい試合ありがとうございました
【第6試合 スーパーフェザー級 4回戦 1RKO】
○ 中山 和彦(Fukuoka) vs 平田 裕也(S&K) ●
第6試合は西部新人王スーパーフェザー級決勝になります。
中山選手177cmに対し平田選手167cmと、身長差がありました。
お互い全勝同士で、勝った試合が全てKO勝利という、KO必死の一戦になりました
やはり中山選手の身長が高く、平田選手はパンチを当てるのに苦労していたように
映りました
1R中盤から中山選手のパンチが的確に当たり出し、平田選手がダウン。
平田選手は懸命に立ち上がり、ファイティングポーズを取りますが、
脚がよろけてしまいそのまま試合終了。
中山選手、西軍代表決定戦、頑張って下さい
【第7試合 スーパーフライ級 10回戦 3RTKO】
○ 大庭 健司(Fukuoka) vs ピサヌテープ・ギャットチョイヨン(タイ王国) ●
外国の選手の試合を生で観るのは初めて
かなりタトゥーをしていて強そう…
でも、大庭選手のスピードある動きと、パワーあるパンチが的確に入り、
1R目からダウンを奪います
3R目は一方的な展開になり、ギャットチョイヨンはロープに釘付けになりそのまま
大庭選手のTKO勝利。
大庭選手の試合は初めて観ましたが、19戦17勝(12KO)2分の戦績の通り、
とても強いボクサーでした
【まとめ】
今回は7試合行われ、メイン以外は全て4回戦でした。
4回戦とは言え新人王予選の試合が多く、全体を通してとてもハイレベルでした
今回は電車だったため宗像ユリックスにたどり着くまでに結構苦労しましたが、
得るものが十分にあった一日でした
ボクサーの身体はみんな引き締まっていて、日々の摂生、過酷なトレーニングを
されているのが容易に想像できます。
試合を観ると、自分も見習わなくては!という気持ちになります
【その他】
6/27(日)に県立広島産業会館で試合が行われるみたいです。
http://www.jbc.or.jp/rls/schedule.html
広島か~。ちょっと遠いな…
廣瀬選手(フジタ)も出場するみたいだし行きたい…

どーしよーかなぁ
そー言えば、マンマミーアもやってたなぁ。
土曜マンマの日曜ボクシングのゴールデンコースを…、
なんて事をたくらみ出すふくたまなのでした