平成20年6月29日(日)
ライオンキング in 福岡シティ劇場 13:00~
【本日のキャスト】
ラフィキ…鄭 雅美
ムファサ…内海 雅智
ザズ…岡崎 克哉
スカー…野中 万寿夫
ヤング・シンバ…福島 滉史郎
ヤング・ナラ…松下 由季
シェンジ…松本 昌子
バンザイ…本城 裕二
エド…キム リュンホ
ティモン…江上 健二
プンバァ…荒木 勝
シンバ…飯村 和也
ナラ…熊本 亜紀
サラビ…渡邉 万希子
行ってきました、5月24日以来の福岡ライオンキング。
福岡シティ劇場はとても久しぶりです。(この感覚が我ながら恐ろしい)
先週は東京遠征で5つの演目を観て、翌週にはすぐに地元で観劇とは、
私の生活は四季を中心に回っておりますな。
いつもの通り、フライングぎみで予定10分前には開場。
福岡シティ劇場のホワイエは本当に広くて、落ち着きますね。
福岡シティ劇場はキャナルシティの一角にあり、開演までいろいろな
ところで時間をつぶすことができるため、12時35分ぐらいから
ようやく人影が多くなります。
今日の観劇で特に楽しみだったのが初見の
スカー…野中 万寿夫
シンバ…飯村 和也
のお二人です
【サークル・オブ・ライフ】
暗がりから、ラフィキ登場。
東京で観た金原 美喜さんは非常に小柄で、声量もそれほど大きくは
なかったので、今日の鄭さんはいつも以上に迫力があるように感じました。
相変わらず由季ちゃんの子ゾウは可愛いですね~
赤レイヨウ阿川さん、出だしから素晴らしい歌声を披露して下さいました。
【スカーの洞窟】
野中さんスカー。お初です。
もっとひょうきんなスカーかと思いきや、意外にクールで、
さらっとセリフを発します。いや、「さらっと」というよりは、
「自然に」と言った方が適切かな。
ペドロ親分光枝さんと同じように演じている感が全くなく、
その役者さん自身がそのキャラクターなのでは、と思うほど、
スカーという役と一体化していました。
とにかく、演技が細かい細かい。細部まで行き渡っています。
スカーとザズとのやり取りの後、ムファサの登場。
やはり、ウツミンムファサいいですね
演技、セリフにとても重厚感があります。
劉ムファサがちょっとまだまだだっただけに、いつも以上に光っていると
いう印象を受けました。
このお方独特の、「~が ある」の「ある」を一度切る言い方が最近では
お気に入りです。
【父とのプライドランド・モーニングリポート】
ザズがダジャレを交えた報告を一しきりしたところで、
シンバがザズに飛びかかり、シンバのソロが始まります。
あれ、福島くんの様子が前回と微妙に違うぞ?
何をやるかと思えば、「片手」側転を披露してくれました
思わずスゴイと声が出てしまいました。
ダンスが得意な福島くん。一つ一つ成長しているのですね。
うんうん、私は嬉しいです(誰?)
福島くんは観る度に、セリフ・歌・ダンスの安定感が増してきています。
特にダンスが光っていますね。
【スカーの罠】
ここでちょっと驚いたのが、
「アホのおじさん」→「あはは、変なの」→「お前には分かるまい」
と言った後の野中さんスカーの2、3秒の沈黙と、未来あるプリンスを
妬むような憎しみを込めた眼差し。
ぞっとしました。福島くんもちょっと怖がってる感じが…。
【早く王様になりたい】
さーて、私の大好きなシーンです。
幕が開き、ダチョウに乗ったシンバとナラが登場。
思わず口元が緩んでしまいます
福島シンバ&由季ナラのペアは初めて観ますが、非常に息が合って
いました。由季ちゃんの方がちょっと背が高いかな。
この後の、ケンカ(じゃれあい)では、由季ちゃんが勝つのが
とても自然に写りました。
【星のしずく・お前のなかに生きている】
きました!私が一幕で一番好きなシーンです。
「夜~、生命のこだまが♪」の歌い出しは最高ですね。
ウツミンは本当に聴かせてくれます。
歌を通して、父親の厳しさ、優しさが伝わってきます。
最後の方の「父も祖父も、お前の中にーーー♪」と伸ばすフレーズは、
この歌最大の盛り上がりをみせるところですね。
【ハクナ・マタタ】
ティモンとプンバァの一言一言に笑いが起きます。
やはり、博多弁のティモンとプンバァは温かみがあっていいですね。
特に荒木さん!
あなたの笑顔に癒されまくりです
「悩み蹴飛ばす、生き方バイー」のティモンとプンバァのハモり
具合が大好きです。
「生き方バイー」で、荒木さんプンバァが、シンバに向かって
「バァ」って感じで笑いかける仕草もお気に入りです。
さて、飯村シンバ登場。
顔はパンフの写真と同じ(当然です)
ちょいと表情が固いかな~と思いましたけど、
いろいろと考えてそうな、頭の良さそうな顔をしているのでは
ないでしょうか。
ハクナ・マタタの歌声はなかなか。
「悩み蹴飛ばす、いっきっかた~」と歌ってました
身体は細身の瀧川さんタイプかな。二の腕の細さにびっくりしました
瀧川さんのような大技は特になかったです。
とにもかくにも、二幕になってみないと、まだまだ分かりませんね。
【スカーの洞窟・スカーの狂気】
ここは一幕の「覚悟しろ」に続き、スカーの大きな
見せ所の一つです。
野中さんはどれほど壊れた姿を見せてくれるのだろうと、
とても期待していました。
エドの言ったことにいちいち反応し、
「メスライオンどものことだよ」では、安堵の表情を浮かべる。
とにかくですね、すべての演技を上げていったらきりがないのですが、
演じ方にスキが一つも見当たらないのです
さて、お楽しみの一つである、熊本さんナラ。
えーと、最後にお会いしたのは3月30日だから、三ヶ月ぶりです。
「スカー!」
の一言で登場。
まず、細い。お顔も、体も、全体的に痩せたように感じます。
いや~、さらにお美しくなって帰ってこられました
パンフの写真もいつの間にか入れ替わっています。
決して、やつれたという分けではなく、田邊っちと同じように、
かなり摂生して、身体を作り上げたという印象を受けました。
だからこそ、演技力が全然落ちていない。いや、むしろ
さらに磨きがかかっていました。
男女問わず、努力して作り上げた身体というのは、美しいものです
【ジャングル・満天の星】
お魚キャッチは当たり前のように成功。
江上さん上手すぎです。一度も失敗したのを見たことがありません。
「あさっての方向スローイング藤川さん」が
ちょっと懐かしいです。
飯村さんシンバ、セリフをとても違和感なく話すことができていると
思います。セリフは他の方が演じるシンバより、上手いのではないでしょうか。
「空いっぱいの蛍たい」
「ガスの玉かいなーと、思っとった」
では、客席につられたのか、結構大きな笑顔を見せていました。
何と言いますか、迫力のある歌声、迫真の演技というよりは、
細かい仕草が魅力的な方だな~と思いました。
【終わりなき夜】
さぁ、シンバ最大の見せ所です。
出だしはとても丁寧に歌い上げていました。
音程を外さないように、とてもゆっくりと歌詞を言葉にしている
という印象を受けました。
声量ははっきり言って、それほどありません。
最後の「光は溢れ~♪」も、高いキーをかろうじて、
発していたように見受けられます。
でも、この弱々しいシンバありなんじゃないでしょうか?
シンバは過去から目を背けて育っていったのです。
だから、元気いっぱい、若さに満ち溢れている、というよりは、
飯村さんみたいに、影を背負っているのが目に見えて分かる
悩めるシンバというのも、一つの立派なシンバ像ではないでしょうか。
とにかく、この気弱で生真面目な飯村シンバ、僕の中で◎です
【ムファサの亡霊・彼はお前の中に生きている】
二幕で一番好きな場面です。
1.ラフィキ
2.ラフィキ+アンサンブル
3.ラフィキ+アンサンブル+シンバ
と、同じ歌を、三つのバージョンに分けるのが、いつ聴いてもグッドです
「その棒をもらおう!」の一言以降、一気に舞台が明るくなり、
本当に風向きが変わったのを体感することができます。
私の超お気に入り足上げダンス、さて飯村シンバは…。
うーん、ちょっと滞空時間が短いかな。体が軽そうなので、
もう少しだけ飛び跳ねてくれると嬉しいです。
でも、歌っているときの彼、とても活き活きとしていました。
低音で「うぉーーー」と歌い上げるのは、とても迫力がありましたよ
【ラスト】
飯村シンバの「ウォォォォォ~~」のほえ方は、とても迫力がありました。
この方は低音が特に光っているように感じました。
【カテコ】
今日はオールスタンディング
福岡の人はやっぱ熱いですね~。
ライオンキング in 福岡シティ劇場 13:00~
【本日のキャスト】
ラフィキ…鄭 雅美
ムファサ…内海 雅智
ザズ…岡崎 克哉
スカー…野中 万寿夫
ヤング・シンバ…福島 滉史郎
ヤング・ナラ…松下 由季
シェンジ…松本 昌子
バンザイ…本城 裕二
エド…キム リュンホ
ティモン…江上 健二
プンバァ…荒木 勝
シンバ…飯村 和也
ナラ…熊本 亜紀
サラビ…渡邉 万希子
行ってきました、5月24日以来の福岡ライオンキング。
福岡シティ劇場はとても久しぶりです。(この感覚が我ながら恐ろしい)
先週は東京遠征で5つの演目を観て、翌週にはすぐに地元で観劇とは、
私の生活は四季を中心に回っておりますな。
いつもの通り、フライングぎみで予定10分前には開場。
福岡シティ劇場のホワイエは本当に広くて、落ち着きますね。
福岡シティ劇場はキャナルシティの一角にあり、開演までいろいろな
ところで時間をつぶすことができるため、12時35分ぐらいから
ようやく人影が多くなります。
今日の観劇で特に楽しみだったのが初見の
スカー…野中 万寿夫
シンバ…飯村 和也
のお二人です
【サークル・オブ・ライフ】
暗がりから、ラフィキ登場。
東京で観た金原 美喜さんは非常に小柄で、声量もそれほど大きくは
なかったので、今日の鄭さんはいつも以上に迫力があるように感じました。
相変わらず由季ちゃんの子ゾウは可愛いですね~
赤レイヨウ阿川さん、出だしから素晴らしい歌声を披露して下さいました。
【スカーの洞窟】
野中さんスカー。お初です。
もっとひょうきんなスカーかと思いきや、意外にクールで、
さらっとセリフを発します。いや、「さらっと」というよりは、
「自然に」と言った方が適切かな。
ペドロ親分光枝さんと同じように演じている感が全くなく、
その役者さん自身がそのキャラクターなのでは、と思うほど、
スカーという役と一体化していました。
とにかく、演技が細かい細かい。細部まで行き渡っています。
スカーとザズとのやり取りの後、ムファサの登場。
やはり、ウツミンムファサいいですね
演技、セリフにとても重厚感があります。
劉ムファサがちょっとまだまだだっただけに、いつも以上に光っていると
いう印象を受けました。
このお方独特の、「~が ある」の「ある」を一度切る言い方が最近では
お気に入りです。
【父とのプライドランド・モーニングリポート】
ザズがダジャレを交えた報告を一しきりしたところで、
シンバがザズに飛びかかり、シンバのソロが始まります。
あれ、福島くんの様子が前回と微妙に違うぞ?
何をやるかと思えば、「片手」側転を披露してくれました
思わずスゴイと声が出てしまいました。
ダンスが得意な福島くん。一つ一つ成長しているのですね。
うんうん、私は嬉しいです(誰?)
福島くんは観る度に、セリフ・歌・ダンスの安定感が増してきています。
特にダンスが光っていますね。
【スカーの罠】
ここでちょっと驚いたのが、
「アホのおじさん」→「あはは、変なの」→「お前には分かるまい」
と言った後の野中さんスカーの2、3秒の沈黙と、未来あるプリンスを
妬むような憎しみを込めた眼差し。
ぞっとしました。福島くんもちょっと怖がってる感じが…。
【早く王様になりたい】
さーて、私の大好きなシーンです。
幕が開き、ダチョウに乗ったシンバとナラが登場。
思わず口元が緩んでしまいます
福島シンバ&由季ナラのペアは初めて観ますが、非常に息が合って
いました。由季ちゃんの方がちょっと背が高いかな。
この後の、ケンカ(じゃれあい)では、由季ちゃんが勝つのが
とても自然に写りました。
【星のしずく・お前のなかに生きている】
きました!私が一幕で一番好きなシーンです。
「夜~、生命のこだまが♪」の歌い出しは最高ですね。
ウツミンは本当に聴かせてくれます。
歌を通して、父親の厳しさ、優しさが伝わってきます。
最後の方の「父も祖父も、お前の中にーーー♪」と伸ばすフレーズは、
この歌最大の盛り上がりをみせるところですね。
【ハクナ・マタタ】
ティモンとプンバァの一言一言に笑いが起きます。
やはり、博多弁のティモンとプンバァは温かみがあっていいですね。
特に荒木さん!
あなたの笑顔に癒されまくりです
「悩み蹴飛ばす、生き方バイー」のティモンとプンバァのハモり
具合が大好きです。
「生き方バイー」で、荒木さんプンバァが、シンバに向かって
「バァ」って感じで笑いかける仕草もお気に入りです。
さて、飯村シンバ登場。
顔はパンフの写真と同じ(当然です)
ちょいと表情が固いかな~と思いましたけど、
いろいろと考えてそうな、頭の良さそうな顔をしているのでは
ないでしょうか。
ハクナ・マタタの歌声はなかなか。
「悩み蹴飛ばす、いっきっかた~」と歌ってました
身体は細身の瀧川さんタイプかな。二の腕の細さにびっくりしました
瀧川さんのような大技は特になかったです。
とにもかくにも、二幕になってみないと、まだまだ分かりませんね。
【スカーの洞窟・スカーの狂気】
ここは一幕の「覚悟しろ」に続き、スカーの大きな
見せ所の一つです。
野中さんはどれほど壊れた姿を見せてくれるのだろうと、
とても期待していました。
エドの言ったことにいちいち反応し、
「メスライオンどものことだよ」では、安堵の表情を浮かべる。
とにかくですね、すべての演技を上げていったらきりがないのですが、
演じ方にスキが一つも見当たらないのです
さて、お楽しみの一つである、熊本さんナラ。
えーと、最後にお会いしたのは3月30日だから、三ヶ月ぶりです。
「スカー!」
の一言で登場。
まず、細い。お顔も、体も、全体的に痩せたように感じます。
いや~、さらにお美しくなって帰ってこられました
パンフの写真もいつの間にか入れ替わっています。
決して、やつれたという分けではなく、田邊っちと同じように、
かなり摂生して、身体を作り上げたという印象を受けました。
だからこそ、演技力が全然落ちていない。いや、むしろ
さらに磨きがかかっていました。
男女問わず、努力して作り上げた身体というのは、美しいものです
【ジャングル・満天の星】
お魚キャッチは当たり前のように成功。
江上さん上手すぎです。一度も失敗したのを見たことがありません。
「あさっての方向スローイング藤川さん」が
ちょっと懐かしいです。
飯村さんシンバ、セリフをとても違和感なく話すことができていると
思います。セリフは他の方が演じるシンバより、上手いのではないでしょうか。
「空いっぱいの蛍たい」
「ガスの玉かいなーと、思っとった」
では、客席につられたのか、結構大きな笑顔を見せていました。
何と言いますか、迫力のある歌声、迫真の演技というよりは、
細かい仕草が魅力的な方だな~と思いました。
【終わりなき夜】
さぁ、シンバ最大の見せ所です。
出だしはとても丁寧に歌い上げていました。
音程を外さないように、とてもゆっくりと歌詞を言葉にしている
という印象を受けました。
声量ははっきり言って、それほどありません。
最後の「光は溢れ~♪」も、高いキーをかろうじて、
発していたように見受けられます。
でも、この弱々しいシンバありなんじゃないでしょうか?
シンバは過去から目を背けて育っていったのです。
だから、元気いっぱい、若さに満ち溢れている、というよりは、
飯村さんみたいに、影を背負っているのが目に見えて分かる
悩めるシンバというのも、一つの立派なシンバ像ではないでしょうか。
とにかく、この気弱で生真面目な飯村シンバ、僕の中で◎です
【ムファサの亡霊・彼はお前の中に生きている】
二幕で一番好きな場面です。
1.ラフィキ
2.ラフィキ+アンサンブル
3.ラフィキ+アンサンブル+シンバ
と、同じ歌を、三つのバージョンに分けるのが、いつ聴いてもグッドです
「その棒をもらおう!」の一言以降、一気に舞台が明るくなり、
本当に風向きが変わったのを体感することができます。
私の超お気に入り足上げダンス、さて飯村シンバは…。
うーん、ちょっと滞空時間が短いかな。体が軽そうなので、
もう少しだけ飛び跳ねてくれると嬉しいです。
でも、歌っているときの彼、とても活き活きとしていました。
低音で「うぉーーー」と歌い上げるのは、とても迫力がありましたよ
【ラスト】
飯村シンバの「ウォォォォォ~~」のほえ方は、とても迫力がありました。
この方は低音が特に光っているように感じました。
【カテコ】
今日はオールスタンディング
福岡の人はやっぱ熱いですね~。