ベトナム・ホーチミン市で生きる。ふも・ふもまろの足音 buoc chan cua Fumomaro.

ふもまろのひび
Moi ngay cua Fumomaro.
ベトナム・ホーチミンシティの下町から

Nihongo no kowasa...

2012年04月17日 14時10分06秒 | ベトナム生活
みなさん、こんにちは。
ふもまろです。

ベトナムでビジネスをされた方であれば、誰でも経験があるかと思います。
一番怖いのは、外国の日本語ではないでしょうか?

これは何人が話す日本語というものではありません。
もちろん日本国内でも同じことが言えるかもしれません。
外国に行ったり、外国人とビジネスをする上での一番の障害は、言葉かと思われます。

日本語ができるベトナム人と仕事をすると、いかに日本語が抽象的であるか感じさせられます。
会議中に飛び出すベトナム人社員から日本人へよく発せされる言葉、「というのは?」。

日本人は先に結論を言わず、「これこれ、こうして、ああして、そうします。」。
実際に私もベトナムから日本へ転職した際に、上司が何を言いたいのか分からなかったので、
「というのは?」と聞き返してしまいました。。。
でも日本で仕事をして、改めて日本語は直接的であるように感じることもあります。

またビジネス以外での日本語の怖さは、外国人が話す日本語をを自分たちと
同じ土俵で感じてしまう怖さではないでしょうか?

海外で生活していると、つい強烈な孤独感から、その日本語の懐かしさに、
日本語を話す人をついつい信じてしまいがちです。また中には、同じ日本人を騙す人もいます。
海外生活というのは、なかなか大変です。

母国語というものは、一番安心できるものですが、
相手の本心を知るためにも、外国語を知ることも必要だと、
ベトナム生活を通して感じさせられました。

日本語で仲良く話していた仲間が、よくよく英語やベトナム語のやり取りを聞いていると、
悪口を言っているというのをよく経験しました。昔はそれに傷つきましたが、
今では、「私の悪口を言ったでしょう?」と逆に聞き返しています。。。
意地の悪い、ふもまろでした。

それでは、また。
ふもまろでした。