AEAJの専門セミナーに参加してきました。

2010年09月05日 | アロマテラピー
[emoji:263](社)日本アロマ環境協会の専門セミナー
「天然精油の基礎化学と調香技術におけるその役割」を聴講してきました。[emoji:263]


会場は東京国際フォーラム ホールB
ホールAでは東京ジャズフェスティバルが開催されているので、
エントランス付近では巨大スクリーンにジャズ演奏の映像が流れ、
リラックスした様子の人々がカフェでくつろいでいました[emoji:252][emoji:251]。



ケバブみたいな食べ物のスパイシーでいい匂いが漂っています。
お昼ごはんを食べる時間もなく急いできたので、なおさら
羨ましいっ、と思いつつ7階の会場へ。。



広ーい会場に数百人の参加者が集っていました。

第一部は香料業界の重鎮のお一人、ハーブ&アロマアドバイザー 三上 杏平氏の
「天然精油の基礎化学」という講義です。
化学を専門に勉強していない私には、
化学物質の構造式など、基礎化学といえどもスピードに付いて行けない所がありましたが、
テキストの独学では知り得ない事をたくさん聴く事ができ大変勉強になりました。
構造式が読みこなせるようでなくては、とのお話もありましたので、
新たな勉強の課題として取り組む事の一つにしようと思います。
読みこなせるようになれば、きっと何か新しいものが見えてくるはず…。

 

第二部は、(株)資生堂の特別研究員&チーフパフューマ― 堀田 龍志氏の
「調香技術とフレグランスの中の精油について」という講義でした。
30年以上パフューマ―(調香師)として国内、海外の香料メーカーおよび
資生堂で香りの開発を手掛けている氏のお話はとても興味深く、
すぐにアロマの会の内容にも活用出来そうなものでした。



会場には第二部の講義に登場した、フレグランスに使われている
天然および合成香料のサンプルがありました。
やはり香りの話は香りをかぎながらが一番わかりやすいですね。
合成香料の名前を聞くのも、単体の香りを嗅ぐのも初めてだったので
とても興味深かったです。
合成香料ピーチの香り?もスイカの香り?も市販のコロンやせっけん、シャンプー達
にたくさん使われている、嗅いだ事のある香りだと思いました。

第三部は質疑応答を含めたパネルディスカッション。
調香は、化学の知識も必要だが、センスと根気強さが必要な所はものづくりと同じ。
そしてとても夢のある世界[emoji:77]。という言葉が印象的でした。

合計4時間に及ぶ長丁場でしたが、とても意義のあるお話を聞く事が出来て
大満足でした。

今回は出張帰りのパパと東京国際フォーラム近くで待ち合わせて
娘達をお願いしてのセミナー参加でした。家族にも感謝[emoji:140]。