チェンマイには公共交通機関がありません。
タクシーやバスがあるにはあるらしいのですが、空港と市内を結んでいるぐらいなので、ま、ないに等しいかと。
というわけで、市内の移動にはソンテウかトゥクトゥクを利用するしかないんです。
トゥクトゥクは知ってるけどソンテウってなんだ…?
コレです!
「バスとタクシーを足して2で割ってトゥクトゥクを掛ける」みたいな?
って、わかんないですよね全然
トラックの荷台に座席と屋根がついたような車で、市内に腐るほど走っています。
1台に10人ぐらい乗れるかな。
無意味に走っているわけではないみたいで、それぞれだいたいルートが決まっているらしいんですよ。
でも行き先を明示しているわけではないので、お客にはわかりません。
バス停ならぬソンテウ停なんてものはもちろんありませんしね。
そこで、利用する時は手をかざして走っているソンテウを停め、運転手に「○○行く?」と聞きます。
「行かない」と言われたらあっさりあきらめて、次のソンテウを停めます。
「行く」と言われたら次が料金交渉。
メーター制のタクシーでもボラれる私が交渉制だなんてもうドッキドキですよぉ~。
事前にホテルのフロントで、市内はだいたい20~25バーツだと相場を聞いていたので、
「いくら?」と聞かずに「20バーツね」と言うようにしました。
料金が決まったら後ろへ乗り込みます。
ドアなんてありませんよぉ。
大通りでは結構スピードが出るので出口付近に座ると落ちそうでちょっと恐いですね。
降りるのがこれまた難しいんですよ~。
目的地に着くと停まるんですが、そこが自分が行きたい場所なのかわからないんです。
他にもお客さんがいるので。
最初はおかしなところに連れて行かれたら大変!と必死で地図とにらめっこしていたんですが、
チェンマイ市内は一方通行が多くてグルグル回るのでさっぱりわからずすぐにあきらめました。
車が停まって他のお客さんが誰も降りる様子がないと、「私?」とバックミラー越しに
運転手さんに確認して「そうあんただよ」って感じ。
で、降りてから助手席側の窓から料金を支払います。
いや~最初はホント緊張したんですが、1回乗ってしまえば後は平気でしたね。
料金交渉もすっかり楽しんでました
交渉はタイ語を使うといいですよ~。
ちょっとは「コイツ慣れてるな」と思ってもらえるのかわりと交渉がスムーズでした。
数字など現地に着いてから必死に覚えました
結局ボラれることなく相場通りの料金で利用できたのですが、
実はこれはあくまでも外国人料金です。
ソンテウは現地の人ももちろん利用するのですが、現地の人は5バーツぐらいでした。
ならもっと安くしてもらえるんじゃないかと思うところですが、そこはきっちり線が
引かれているらしく、それ以上は交渉してもムダみたいなので割り切りましょう。
そもそも20バーツって60円ですから~。安い安い