住宅ローンのお話。
私はある程度の頭金を用意して残りをローンにしました。
今の低金利時代、頭金なしでフルローンでもいいと思います。
ただし若ければ、ですが。
お金がある人は現金一括払いもいいと思いますが、
あえてローンを組むのも手かと思います。
住宅借入金控除があるので。
住宅ローンの年末残高の1%分の税金が返戻されます。
住宅ローンの今の金利は1%を下回っていますからね。
住宅を購入した年によって返戻される期間は異なりますが、
私の場合は10年間なので、20～30年ぐらいの期間のローンを組んでおいて
最初の10年間は通常返済して住宅借入金控除の恩恵を受けます。
住宅借入金控除の期間が終了したら、
できるだけ繰り上げ返済をして返済期間を短くします。
定年までに完済したいですね。
で、まずは借入です。
お金を借りる金融機関の候補は3つでした。
全て地元の地方金融機関で何かしら取引があるところです。
給与振込みしているとか、定期預金をしているとか。
一つ目の金融機関へ行ったら、なんと相手にもされず。
窓口で「住宅ローンについて聞きたいんですけど」と言ったら
融資係長さんが出てきたんですが、
私が独身でマンションを買うと言ったら、
住宅ローンのチラシをくれただけ。
「金利は取引状況により異なります」というわりには
私の名前すら聞かないんですよ。
取引状況も調べてもらえませんでした。
女がひとりで住宅ローンを借りるなんてひやかしと思ったんでしょうか。
この金融機関はナシですね
ちなみに後々頭金を支払うためにこの金融機関の定期預金を
全額おろしたんですが、窓口の女性に理由を聞かれ、
「住宅ローンもぜひうちで」と言われましたが、時すでに遅しですね。
二つ目の金融機関はきちんと対応してくれました。
仮審査も無事通りましたが、実はひとつ問題が…
住宅ローンを借りる時には団体信用生命保険への加入が必要です。
債務者が病気やケガで働けなくなったり、亡くなったりした時に
代わりにローンを払ってくれる保険です。
私は定期的に病院に通っていて薬を飲んでいます。
これが団信の審査にひっかかり保険に加入できませんでした。
ここの金融機関では、そういう人のため審査がゆるく、
薬を飲んでいても加入できる保険付の住宅ローンがありました。
ただしその分金利は高くなります。
三つ目の金融機関は仕事上取引のある金融機関です。
私がマンションを買うと知ったらそりゃもう毎日「ぜひうちで」と。
実は最初からここで借りるつもりでいたのですが、
一応他の金融機関の状況も知りたいじゃないですか。
もし金利に大きな差があれば申し訳ないけど他でとも考えましたが
ほんの少し高いぐらいで日頃のお付き合い度を考慮すれば
ここで借りようと思っていました。
他で試算を取っていると知っていたのでよくしてくれましたよ。
取引上、上司もここで借りて欲しいと思っていたので、
仕事中に相談や手続きをしても全然OKでした。
担当もこの人にしてと指名できたし。
普段から取引があるのでしっかりした人かとかわかるんです。
毎回担当者が私の職場まで来てくれたし、
有給休暇を全く使わなくて済んだので助かりましたね。
こちらも仮審査はすんなり通りましたが、問題の団信。
やっぱり審査でひっかかり保険には加入できませんでした。
でも団信に入れなくても同じ金利で借りられたんですよ。
私が死んだらローン残高に応じてマンションはこの金融機関に取られます。
担保のようなものですね。
子どもがいたら困りますが独身なので自分が死んだ後に
マンションを取られようが別に困りません。
住宅ローンはこの金融機関で決定です。
ちなみに頭金は手持ち資金全額を出してはいけませんよ。
手付金は物件価格の一部に充当されますが、
諸費用は別途かかります。
細かいことでは印紙代とか司法書士関連費用とか
オプション代とか家具代とか引越費用とか
その他こまごましたものを買う分とか。
いつでも動かせるお金をある程度は取っておきましょう。
