グエル公園からサグラダファミリアへ移動します。
ネットでグエル公園からサグラダファミリアへの行き方を調べると、
バスや地下鉄は時間のムダだからタクシーが一番、
なんて書いてありました。
でも極力タクシーに乗りたくない私は地下鉄で移動することにしました。
グエル公園からLesseps(レセップ)駅まで歩き、
3号線でDiagonal(ディアゴナル)駅へ。
5号線に乗り換えてSagrada Familia(サグラダ・ファミリア)駅へ。
駅を出ると目の前に、
ばば~ん。
地下鉄の駅を出て目の前にサグラダファミリアがあります。
予約時間のAM11:00までまだ少し時間があったので、
近くのスタバで水分補給とトイレ休憩。
スタバのあたりからのアングル。
サグラダファミリアは1882年に聖ヨセフ帰依者教会の本堂として着工され、
翌年ガウディが主任建築士となりました。
受難のファザード。
西側を向いていてキリストの死がテーマ。
装飾を排除し、冷たい石の肌をあらわにすることで、
受難の苦しみを表現しようとしたとか。
生誕のファザード。
ガウディが生前に完成させた部分。
細かい彫刻でキリストの誕生から幼少期の出来事が表現されています。
彫刻がたくさんありすぎて何が何だかよくわかりませんが…
やはり朝からチケットを購入する人たちの列ができていました。
事前にネット予約していた私は列の横をすり抜け、
まったく待つことなくあっさり入場できました。
オーディオガイドを借りて内部へ。
教会を支える柱は上の方で枝を広げ、森の木々のように見えます。
天蓋飾り。
生前のガウディ作品の一つであるマヨルカ島のパルマ・デ・マヨルカにある
カテドラルの天蓋飾りを元に、ガウディの死後に作られたそうです。
ステンドグラスが素敵でした。
こちらは生誕の門側のステンドグラスで、海をイメージした青と緑。
受難の門側はオレンジと赤。
私が訪れたのは午前中だったので、内部は青っぽかったです。
夕方になると燃えるようなオレンジになるみたいです。
高所恐怖症の私ですが、塔に上ってみます。
生誕のファザードと受難のファザードのどちらかを選択できます。
(お金を払えば両方上れるんでしょうけど)
ガウディが生前に完成した生誕のファザードの方が人気があるようなので
私も生誕のファザードにしました。
上りはエレベーターでラクラク。
塔からの景色。
ひえ~~~
ビクビクしながらもなんとか撮影を試みます。
生誕のファザードの中央にある生命の木。
下からはよくわからない上部の細かい彫刻も見られます。
果物の彫刻も上から見るとよりカラフルです。
ちなみにこの果物の彫刻は日本人建築家が手がけたそうです。
オブジェを裏から見ることもできます。
鉄骨むき出しの工事中の様子が見られるのも今ならではですね。
下りは螺旋階段になります。
塔は意外とあっさり終わってしまいました。
とにかく狭いので立ち止まっていると次から次へと人が来て、
避ける場所もないので、写真をさくさく撮っておしまいという感じ。
それでもせっかくなので上って良かったかなと思います。
完成まであと200年かかるなんて言われていましたが、
近年は入場料収入が増えたことと近代工法が取り入れられたことで
工事が飛躍的に進んでいて、2026年の完成を目指しているそうです。
完成したらまた観光客が殺到しそうですね。
入場料&オーディオガイド&エレベーター 29ユーロ(約3800円)
※事前オンライン価格