日本前泊を含め9泊11日間のスペイン旅行にかかった費用は、
総額約24万円でした。
航空券(羽田→パリ) 31,000円
航空券(現地) 44,000円
交通費(日本) 16,000円
交通費(現地) 22,000円
宿泊費(日本) 6,300円
宿泊費(現地) 64,000円
食費(日本) 2,600円
食費(現地) 28,000円
観光費(入館料など) 24,000円
雑費(SIM、土産など) 4,000円
羽田→パリの航空券はマイレージの特典で無料ですが諸経費がかかります。
現地では3路線全てLCCを利用しましたが、受託荷物料も込みなので
あまりお得感はなかったです。
パッキングをした結果、機内持込みの範囲に収まったので、
最初から受託荷物なしにすればかなり節約できましたね。
物価はバルセロナが一番高くて、次にマドリード、グラナダはヨーロッパにしては安かったです。
ガウディ建築の入館料も高かったです。
サグラダファミリアはともかく、カサ・ミラやカサ・バトリョに3,000円はないでしょ~。
久しぶりのヨーロッパだったので食事やら何でも高く感じました。
上記以外に自分用のバッグや靴などで別途約40,000円使いました。
治安は、私はとくにあぶない目にはあっていませんが、
帰国後しばらくしてバルセロナでテロが起きました…
バルセロナの地下鉄のホームで待っている時に反対側のホームで
女性の「キャー!」という悲鳴が聞こえました。
男が旦那さんのリュックサックから財布を抜き取ろうとしたけど、
奥さんに見つかり「落ちそうでしたよ」ととぼけて返している様子でした。
あれは完全にスリですね。
あと、パリでは地下鉄の切符売場で日本人の夫婦が
切符の買い方がよくわからず現地の男性が代わりに買ってあげると言って
お金を入れたのですが、切符が出てこなかったようです。
駅員さんに「この人にお金を渡した!」と訴えていました。
駅員さんが男性に事情を聞いていましたが
お金を入れたとぼけていましたね。
スペインやフランスはこういう犯罪が多いと聞きます。
テロは避けようとして避けられるものではありませんが、
スリやお金を騙し取る人には気をつけなければいけませんね。
私も前回パリへ行った時には募金詐欺にあっているので…
バルセロナではガウディ建築を堪能しました。
サグラダファミリアはやっぱり感動します。
ガウディの他の建築やガウディ以外の建築家の作品もあり、
どれも見ごたえがあります。
グラナダは暑さに参りました…
アルハンブラ宮殿を楽しみにしていましたが、
あまりの暑さで意識がもうろうとしてほとんど記憶がありません。
フラメンコは一回は観るといいと思いますが一回で十分かな。
グラナダで良かったのは何といっても「ただタパス」ですね
ドリンクを注文するとタパスが一品ただで付いてくるというグラナダならではの文化です。
そもそもグラナダは物価が安いのでさらにただタパスで滞在費が安く済みました。
2泊しかしなかったのが残念です。
グラナダに滞在している間にフリヒリアナまで日帰りで行きました。
バスの乗り換えなど少々面倒でしたが今となってはいい思い出です。
ツアーで行けばラクですがやっぱり自力で行くとおもしろいですね。
トレドも良かったです。
中世の街並みが素敵でした。
「スペインに1日しかいられないなら迷わずトレドへ行け」という言葉があるぐらいですからね。
マドリードはトレドへ行くために拠点としただけで
ただの都会でこれといって…
暑さを除けばグラナダが一番気に入りました。
次回またスペインへ行く機会があれば、
もう少し過ごしやすい季節にグラナダを含めアンダルシア地方だけで
のんびりしたいと思います。