静岡県袋井市の法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)へ行ってきました。
「はったさん」と呼ばれて親しまれています。
というか尊永寺って寺号を知らなかった。
仁王門。
国指定重要文化財です。
紅葉は見頃を迎えていました。
落葉したもみじもいい感じ。
ここから本堂までは心臓破りの階段が待っています。
その数259段。
これがキツイキツイ。
途中で写真を撮ったりして休憩しながら上がっていきます。
日頃の運動不足の影響で息は上がり心臓はバクバクします。
ようやく頂上に到着。
花手水がキレイです。
最近は手水舎に花を飾るお寺が多いですね。
ふと上を見上げると、和傘が。
ちょうど和傘アートの展示がされていました。
期間限定の催しのようです。
花手水と和傘と奥に紅葉。
本殿。
ここにも和傘。
お参りします。
このお寺は厄除けにご利益があります。
お参りの後、境内を歩いて回りました。
あちこちに和傘アートが展示されていました。
赤い和傘。
ずっと見ていると目が回りそうです。
紙で作られたもみじでハート。
パステルカラーの和傘。
これも紙で作られたもみじ。
和傘アート良かったです。
和なんだけどなんとなくモダンさもあり、違和感なくお寺の雰囲気ともマッチしていていい感じでしたよ。
御朱印もいただきました。
秋限定のもみじとイチョウの御朱印です。
さて、はったさんへ来たのはお参りと紅葉もですが、一番の目的はお団子でした。
はったさんは「厄除団子(やくよけだんご)」が有名です。
私は甘いものはニガテですが、はったさんに来たからには厄除団子を食べようと思っていました。
ところがこの日は、通常の団子に加えて9日間限定の栗団子も販売されていました。
その期間限定栗団子を求める長蛇の列が。
※この日は平日です。
10時販売開始で5分前ぐらいに着いたらもうすごい人で、一応最後尾に並んだものの係の人に「この位置だと99%売り切れます」と言われてしまいました。
なんでも先頭の人は2時間前から並んでいるそうで、係の人は列の半分ぐらいを指差して「あの辺りで売り切れますね」と。
限定栗団子でなく通常の厄除団子は売り切れることはないと思いますが、この行列だと食べられるのはいったいいつになるやら。
以前来た時は限定団子の時期ではなかったので並ばずに食べられたのですが。
残念ですが、そこまで並んで食べる気力はなかったので諦めました。
ちなみにこちらが限定栗団子。
はったさんのHPよりお借りしました。
通常の厄除団子も同じ形・本数です。
味が違うだけ。
5本で1組になっていて、5本を他の人と分けず1人で食べきるのが正しい食べ方らしいです。
この団子を食べると厄除けになると言われています。
確か5本が6組入っていて700円で販売されています。
茶店では2組ぐらいの単位でお茶と一緒に食べられたと思います。
茶店で食べて、実家へのお土産にも買っていこうと思っていたんですけどね。
私でも階段がキツイので高齢の両親を連れてくるのはちょっと無理なので。
今回下調べをせずに行ったのでたまたま限定団子の販売と重なりました。
家に帰ってから調べたら秋の栗団子以外にも、春のさくら団子もあるようです。
あと月に一度茶団子もあります。
茶団子はお土産にいただいたことがあります。
知っていたらもっと早い時間に行ったのですが、失敗しました。
この季節に行ったのは紅葉がキレイだろうなと思ったのもありますが、どちらかというと厄除団子を食べたかったんです。
限定栗団子どころか通常の厄除団子も食べられなかったので、なんだか厄除できないようないやな感じが残ってしまいました。
また限定販売以外の期間に行って通常の厄除団子を食べたいと思います。