今回宿泊するホテルは「雨庵(うあん)」。
入口がホテルっぽくないですね。
古くから「弁当忘れても、傘忘れるな」と言われるぐらい雨が多い金沢。
雨の日の風情も楽しんでもらいたいというのが宿のコンセプトだそうです。
レセプションの隣りには「雨」の文字の彫刻が目に入ります。
書家紫舟氏による書の彫刻です。
文字といえば平面ですが、その常識を打ち破った作品となっています。
光の当て具合が絶妙で影もアートの一部となっていますね。
ラウンジにはテーブル席の他、小上がりスペースもあり靴を脱いでくつろぐことができます。
本もたくさん置いてあって、雨の日はここで読書をするのもよさそう。
ドリンクバーは加賀棒茶、フレッシュジュース、コーヒーなどが24時間無料でいただけます。
お煎餅と金平糖もありました。
夜はお蕎麦の無料サービスがあるそうです。
日本酒バー(有料)もあるので夜来ようっと。
ラウンジは浴衣でオッケイなのもうれしいですね。
この時点で12時半ぐらい。
チェックインは15時ですが部屋の用意ができているとのことで入れました。
エレベーターで部屋へ向かいます。
鍵はカードキーではなく差し込むタイプですが、エレベーターは鍵でピッとやらないと乗れない仕組みです。
エレベーターから降りるとのれんが飾ってありました。
昔、加賀藩では嫁入りする娘にのれんを持たせ、それを嫁ぎ先の仏間でくぐる「花嫁のれん」という婚礼風習があり、その風習がなくなった今ものれんは金沢の伝統工芸品として親しまれているそうです。
各部屋の入口の扉が和風でおしゃれ。
この木の扉の内側に普通の鉄の扉があります。
今回のお部屋はスーペラステラスツイン。
ダブルのお部屋もあります。
ツインの方が部屋が広かったのでツインにしました。
部屋に入ってすぐのところにハンガーと荷物置きがあります。
ここで靴を脱いで部屋はスリッパまたは素足です。
小さめのテーブルとイスがあります。
その横のテーブルもちょっとしたワーキングスペースになりそう。
洗面台が広くて女性にはうれしいです。
テラスは湯上りにちょっと涼むなどいいですね。
テラスがないお部屋もあります。
今回は寒すぎてテラスのイスに座ることはありませんでした。
洗面台がもう一つありました。
2人で泊まる場合は助かりますね。
アメニティは、歯ブラシ、綿棒、ボディタオル、入浴剤。
クレンジング、かみそり、ヘアブラシはフロントでもらえます。
ドライヤーはダイソンでした。
お風呂は浴槽と洗い場が別になっています。
これならゆっくり湯船に浸かれます。
ラウンジでドリンクサービスがあるので部屋でコーヒーは入れませんでした。
冷蔵庫には水が2本。
飲んだ分は次の日に補充されていました。
「起こさないでください」などのドアプレートというんですか、それが雫の形をしていました。
さりげなくかわいい。
自転車は無料で借りられます。
この時期は雪道なのでさすがに無理ですが。
傘も無料で借りられます。
折りたたみ傘は持ってきましたが、ほぼ雪だったのでやっぱり長い傘の方が便利ですね。
では観光に出かけます。