12時、ドライバーズパレードが行われました。
パレードのスタート地点は私たちの目の前。
続々とドライバーが入場してきます。
フェルスタッペン。
角田裕毅。
ベッテル。
ルクレール。
ハミルトン。
集まって談笑するドライバーたち。
ドライバーズパレードはグランプリによって趣向は様々で、トラックの荷台やオープンバスにみんなで乗ることが多いのですが、日本グランプリではドライバー一人ひとりにクラシックカーが用意されるのが伝統です。
私は車のことはよくわかりませんが、すごく価値のあるクラシックカーばかりらしいです。
フェルスタッペンや角田にはホンダ、ルクレールにはフェラーリ、ハミルトンにはベンツというように縁のある車が用意されていたりするところがいいですね。
ノリス。
ドライバーたちも乗るのが楽しそう。
リカルド。
ちなみに運転しているのはその車のオーナーさんらしいです。
日本でこんな車持っている人いるんですね。
マクラーレンのスタッフもフェルスタッペンの車に興味津々の様子。
フェルスタッペンとペレス。
年代ものすぎてエンジンを押しがけしている車もありました。
サーキットを1周するんですが、途中でリタイアする車も出る可能性もあるため、念のため2台予備の車も用意されているぐらい昔の車らしいです。
ホンダ勢の4人はC席(レッドブル・アルファタウリ応援席)の前で車から降りてファンサービスをしていました。
応援席の人には全員にタオルと旗がもらえるという特典もあります。
ドライバーズパレードが終わる頃、ポツポツと雨粒が落ちてきました。
今日は曇りのち雨予報ですが、思ったより早いです。
観客席では皆さん一斉にカッパやポンチョを着始めました。
私たちの席はギリギリ屋根があるので大丈夫です。
PM1時半、決勝前セレモニーが行われました。
岸田総理。
首相が訪れるということでニュースでも取り上げられたし、おかげでF1日本グランプリが注目されるのはいいことだと思います。
しかし昨年東京オリンピックでは外国人選手の入国を認めながらF1のドライバーの入国を認めないという不平等なことをして(正確には認めなかったというよりなかなか許可を出さなかったため、準備の時間切れとなり主催するFIAとモビリティランドが開催を諦めざるをえなかったわけです)、日本グランプリを中止に追い込んだのはあなたたち政府でしょう、と私は内心モヤモヤしながら見ていました。
角田裕毅からレーシングスーツをプレゼントされて満面の笑みを浮かべちゃって。
大人気のヨーロッパに比べて日本ではモータースポーツはマイナー感が否めないので、これを機にもっと盛り上がるといいなとは思いました。
セレモニーでは開催国の国歌独唱が行われます。
国歌独唱はスタート地点付近で行われ角度的に見えず大型ビジョンで見ました。
誰が歌うのか、ホンダのCMやってるしキンプリじゃない?なんてウワサもあり、やめてよ~と思っていましたが、声優の水樹奈々さんでした。
衣装は日の丸カラーで和と洋を取り入れたデザインで素敵でした。
とても上手で堂々としていて見事に大役を果たしていました。
実は私はあまりよく知らない方だったのですが、日本を代表する国家独唱が水樹奈々さんで良かったなと思えるような圧巻の歌声でした。
ホンダジェット。
海外のグランプリでは旅客機や空軍の戦闘機などが飛行することが多いですが、今回の日本グランプリはホンダジェットでした。
ホンダは大会の冠スポンサーですからね。
日の丸カラーでした。
青空だったらもっと映えたんでしょうけど残念。
雨は徐々に強くなってきました。
これは決勝レースは荒れそうですよ。