>何のための消費増税なのか 自民の経済対策は財源なきバラマキ
2013.10.10 zakzak
・・・・
来年4月からの消費税増税については、民主党政権時代の責任者として、安倍晋三首相の決断を評価したい。ただ、経済対策の中身には疑問がある。増税は「社会保障を持続可能にし、財政健全化を成し遂げるため」に、民主、自民、公明3党の合意で決まった。
ところが、自民党の性(さが)なのか、経済対策は公共事業や法人減税といた、財源なきバラマキが目立つ。これでは、何のための消費増税か分からない。2020年東京五輪に絡めた大規模開発も浮上しているが、次世代にツケを残すような多額の予算を使うのではなく、日本らしい簡素なものにすべきだ。
国会改革も、臨時国会の重要テーマだ。
野田政権のとき、野党自民党の厳しい国会対応によって、首相や閣僚の長時間にわたる国会出席で苦労した。したがって、国益を考えて柔軟に対応する用意はある。他方で、国民のための充実した国会審議も必要だ。政権与党の都合だけではなく、国民にとって機能する国会でなければならない。
・・・・
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131010/plt1310100723001-n1.htm
>自民の経済対策は財源なきバラマキ
岡田克也「何のための消費増税か分からない」
おまえは何を言っているんだ!
オカダー!お前らが言えた柄か! すっこんでろ!
自民党も選挙の時には消費税増税反対言っていたのに、そんな約束ゴミ箱にポイ。
民主党がしてきたこととなにか違うんですか?
いま巷では約束違うじゃんと、怨嗟の声が爆発寸前だ。
TPP参加も反対していたのに、政権就いたら態度一転、交渉だけでもさせてください。
日本が守るべき物は絶対守る、受け入れ難ければ参加はしない。
それが今ではオバマ以上にTPP推進に一番熱心な日本政府。
聖域守るどころかスッポンポンになって何でも譲る気前の良さ。
自分たちのことは棚に上げても、あのオカダーですら呆れ返る放蕩ぶり
自民も民主も癪に障るっちゃあ、ありしない。
こっちに向かっても一言頼む
おまえら何を言っているんだ!
誰に言ってるの?って
西川公也自民TPP対策委員長
本当にね、なに言ってるんでしょう?
聖域を守る!
で、その米・麦などの聖域の主体を守るために、米や麦など「重要5項目」の一部の関税を撤廃なんてことを西川公也自民党 TPP 対策委員長が言ってるんです。
撤廃したらどういう影響があるのか、党内で検証したいと石破幹事長に訴えたわけです。
おお、いいんじゃないと石破さんも了承したわけです。
どういうことなのか、国民にはとんとわからない。
コメや麦など農産物の「重要5項目」というのは、586品目に細分化されている。
そこで東京新聞の記事を見ていただくと、ある程度内実がわかる。
>重要5項目 なぜ586品目もある 肉の部位などで細分化
2013年10月11日 朝刊
TPP交渉で、政府・自民党は関税撤廃の例外とする農産品を重要五項目と位置付け「聖域」を守ると約束してきた。なのに項目を細かく分けた「品目」は部分的に関税撤廃を認めようとしている。「項目」と「品目」の関係や具体例を整理した。 (関口克己)
Q 「聖域」の農産品って何?
A 「牛肉・豚肉」「麦」「コメ」「砂糖など」「乳製品」の五項目だ。
Q スーパーなどで売っているお肉や乳製品は、いろいろな商品があるよ。
A 同じ牛肉でも、もも肉やバラ肉、焼き肉でおなじみのタン(舌)など、たくさんあるよね。それが「品目」だ。同じ牛もも肉でも、冷蔵か冷凍かで別品目になるので、五項目で合計五百八十六品目にもなる。
紛らわしい分類もあるよ。ホットケーキの材料のケーキミックスは、小麦を使った商品だけど砂糖が入っているから「砂糖など」に入るんだ。
Q 品目を詳しく知りたい。
A 実は政府は公表していない。明らかにしているのは項目ごとの品目の数だけだ。財務省が発表している貿易統計の中で、品目ごとにかかる関税が示されていて、推測も含めて肉の種類などはある程度分かる。でも五百八十六品目とは分類の仕方が違うので、すべてを特定することはできない。
Q 何で公表しないの。
A 農林水産省は「交渉の手の内を明かしてしまうため」と説明している。トランプゲームに例えれば、カードの中身を相手に見せると勝てないという理屈だ。しかし、今のように国民への情報提供が十分でないままの交渉が続けば、合意しても国民の理解を得るのは難しいだろう。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013101102000135.html
これだけ読んでもやっぱりよくわからないか。
そりゃそうだ! 実は政府は586品目一切を秘密にしていて公表していない。
自民党内で「重要5項目」の中の586品目の中から自由化出来そうなものを探そうということらしいが、政府が秘密にしてるものを公開して、反対派も居る多数の議員が喧々諤々議論しようとするような場に公表できるのか。
実際はそんなこと出来ないよ。
西川公也TPP対策委員長など一部の交渉に関わっている者が、586品目の秘密の中から自由化できるものを選別するということなんだろう。
その上でこれとこれは自由化すると品目を示し、でも「重要5項目」は守られる。
聖域は絶対維持していると。
これで反対派や農業団体など説得できるのかね。
委員長の思惑通り都合よく行くの?
民主との時と同じ詳しいことは一切議論せず、我々に任せろですか。
任せられね~よ!