総評:★★★★★ スゴかった
面白い度:★★★☆☆ 面白さは前よりかは落ちた
読みやすい度:★★★★★ 変わらず
ためになる度:★★★★★ 全3巻を通じてためになった
また読みたい度:★★★★★ また是非とも読みたい
「アミ 小さな宇宙人」の完結編。
今まで長らく続いてきた愛の話、宇宙の話は今回でやっと完結しました。
3巻目の今回はやや物語風になっていて、ペドゥリードとビンカが一緒に住むことの許しを得るため、ビンカの育ての親に許可を求めに行くが、そこで大変な事件に巻き込まれる、、、って話だった。
そして最後に、今までに段階的に宇宙生命の話を聞いてきたが、最後「ダイナマイト級」の核心を知るという話であった。
・・・と聞いたところ、最後の方は自分としてはあまり実感の沸かない内容だった。最後はさくらももこの挿絵が1ページくらい欲しかった。
とりあえず、ヒマラヤの内部には地球を監視しているひとがいるんだなぁと、あまりよくわからないことが分かった。
面白さとしては、1巻目と2巻目の方が面白かったかな?とは思いました。
でもこの全3巻を読んで初めて完結なのが分かった。
1巻だけでは物足りないし、全然核心にも迫れていないことが分かった。
そういう意味だと、この全3巻を通してみると、本当にいろんなことが分かった。
その点だと、自分の中に生まれた衝撃はかなり大きいものがある。
この本の出来事が現実にあったかどうかはわからないが、自分としてはやはりにわかには信じられない。
そんなんで、この本も意図的に児童書形式にしているのだとは思う。
最後にいつものように簡潔に興味深かった内容を抜粋する。
・多くのひとは、ひとと意見がちがうのがこわくて、あるいは自分できちっと判断できるところまでいってなくて、他人とおなじ意見をもっているようなふりをする。でも本心は、きみとおなじように考えているかもしれない。ただ、きみのほんとうの意見をしらないままだから、自分の考えに確信がもてないし、きみの意見を支持することもできないでいるんだ。
・ほんとうの愛はあたえるものだよ。愛するひとの幸福に、幸せを感じられることだ。いつも自分のそばにいることを強要したり、ひとりじめしたりすることでなくてね。
・ほんとうの知性のあるところには苦悩は存在しないんだからね。
・それが本当に実現するように決めたらいい、自分じしんで。そして、それが現実となるようにつよく信じることだよ。ぜったいに手に入るって思えたら、それは手に入る。でも、うたがいの気持ちや誘惑のとりこになったらダメだよ・・・。
・職業っているのは、そのひとの魂の質を現像して、一枚の写真にしたようなものなんだ。
・進歩していないひとたちや、閉ざされた心の持ち主を前にしても、変わらず使命を果たそうとしていくのは、とってもたいへんなことなんだ。彼らがもってる恐怖やうたがいや不信にたえていくのはね。そういうときのための小さな秘密を教えてあげるよ・・・(中略)・・・いいかい、彼らを子どもとして見ることだよ。じっさい彼らは、なんにも知らない子どもみたいなものなんだ。
・執着といらだちは、叡智とは対極にあるものだ。成長のさまたげにしかならないんだよ。それから、うやまいの気持ちをわすれちゃいけない。
・ほんとうの愛というのは、善と知性との絶妙なバランスの上に生まれるものなんだけど・・・
・宇宙は、自分たちの創造物が、あらたな経験、あらたな環境、あらたな場所、あらたなひと、あらたな考えにふれることで、進化し、成長していってほしいを考えている。ところがそれをはばむのが、きみたちじしんの執着心なんだ。・・・(中略)・・・肉体がほろび、死をむかえたときにようやく、きみたちは執着からのがれて、あらたな状態に入ることができるんだ。
・きみたちの文明では、すべてが、表面の問題なんだ・・・つまりきみたちが注意をはらうのは外部だけ、内部のことはさっぱりだ。だからこそ、きみたちは惑星の表面にすんでいるんだよ。それはきみたちの魂のありかたを反映しているんだ。
・そうやって、外部ばかりに関心をむけてるから、いつまでたってもほんとうの自分を知らないままなんだ。だって、自分の心の中をまともに見ようとしないんだものね。・・・(中略)・・・だから、ほんとうはいつだって、一人ひとりの中に原因があるはずなのに、すぐに問題を他人のせいにしようとする。
・自分じしんの内部を、きちんと見つめることがだいじだ。ほんとうのものだとか、人間のたいせつなものだとかは、かならず内部にあるんだから。大きな進歩をとげたひとというのはそれを知ってるから、すべてにおいて外部よりも内部を重視するし、逆にあまり進歩していないひとは、すべてにおいて外部ばかりを見てしまうものなんだ。外部なんて、いつかはうつろっていくものなのに・・・
・きみたちが、高い水準の存在にうつっていけない理由はただひとつ。さまざまな分野において、きみたちのものの見方がまだ変化できていないからだよ。きみたちの文明をみちびいている物質主義的な観点や外面重視の視点から、もっと人間の内面を完成するというテーマにむけてピントを合わせていく必要があるんだ。
いつものように長くなってしまった。
最後は外面より内面っていうことをすごい押していた。
確かに言っている通りなんだろうなぁって思う。
とりあえず、最後になりましたが、この本はオススメだし、色々新しいことが知れて面白かった。総合的に満点をつけさせていただきたい内容でした。以上☆
面白い度:★★★☆☆ 面白さは前よりかは落ちた
読みやすい度:★★★★★ 変わらず
ためになる度:★★★★★ 全3巻を通じてためになった
また読みたい度:★★★★★ また是非とも読みたい
「アミ 小さな宇宙人」の完結編。
今まで長らく続いてきた愛の話、宇宙の話は今回でやっと完結しました。
3巻目の今回はやや物語風になっていて、ペドゥリードとビンカが一緒に住むことの許しを得るため、ビンカの育ての親に許可を求めに行くが、そこで大変な事件に巻き込まれる、、、って話だった。
そして最後に、今までに段階的に宇宙生命の話を聞いてきたが、最後「ダイナマイト級」の核心を知るという話であった。
・・・と聞いたところ、最後の方は自分としてはあまり実感の沸かない内容だった。最後はさくらももこの挿絵が1ページくらい欲しかった。
とりあえず、ヒマラヤの内部には地球を監視しているひとがいるんだなぁと、あまりよくわからないことが分かった。
面白さとしては、1巻目と2巻目の方が面白かったかな?とは思いました。
でもこの全3巻を読んで初めて完結なのが分かった。
1巻だけでは物足りないし、全然核心にも迫れていないことが分かった。
そういう意味だと、この全3巻を通してみると、本当にいろんなことが分かった。
その点だと、自分の中に生まれた衝撃はかなり大きいものがある。
この本の出来事が現実にあったかどうかはわからないが、自分としてはやはりにわかには信じられない。
そんなんで、この本も意図的に児童書形式にしているのだとは思う。
最後にいつものように簡潔に興味深かった内容を抜粋する。
・多くのひとは、ひとと意見がちがうのがこわくて、あるいは自分できちっと判断できるところまでいってなくて、他人とおなじ意見をもっているようなふりをする。でも本心は、きみとおなじように考えているかもしれない。ただ、きみのほんとうの意見をしらないままだから、自分の考えに確信がもてないし、きみの意見を支持することもできないでいるんだ。
・ほんとうの愛はあたえるものだよ。愛するひとの幸福に、幸せを感じられることだ。いつも自分のそばにいることを強要したり、ひとりじめしたりすることでなくてね。
・ほんとうの知性のあるところには苦悩は存在しないんだからね。
・それが本当に実現するように決めたらいい、自分じしんで。そして、それが現実となるようにつよく信じることだよ。ぜったいに手に入るって思えたら、それは手に入る。でも、うたがいの気持ちや誘惑のとりこになったらダメだよ・・・。
・職業っているのは、そのひとの魂の質を現像して、一枚の写真にしたようなものなんだ。
・進歩していないひとたちや、閉ざされた心の持ち主を前にしても、変わらず使命を果たそうとしていくのは、とってもたいへんなことなんだ。彼らがもってる恐怖やうたがいや不信にたえていくのはね。そういうときのための小さな秘密を教えてあげるよ・・・(中略)・・・いいかい、彼らを子どもとして見ることだよ。じっさい彼らは、なんにも知らない子どもみたいなものなんだ。
・執着といらだちは、叡智とは対極にあるものだ。成長のさまたげにしかならないんだよ。それから、うやまいの気持ちをわすれちゃいけない。
・ほんとうの愛というのは、善と知性との絶妙なバランスの上に生まれるものなんだけど・・・
・宇宙は、自分たちの創造物が、あらたな経験、あらたな環境、あらたな場所、あらたなひと、あらたな考えにふれることで、進化し、成長していってほしいを考えている。ところがそれをはばむのが、きみたちじしんの執着心なんだ。・・・(中略)・・・肉体がほろび、死をむかえたときにようやく、きみたちは執着からのがれて、あらたな状態に入ることができるんだ。
・きみたちの文明では、すべてが、表面の問題なんだ・・・つまりきみたちが注意をはらうのは外部だけ、内部のことはさっぱりだ。だからこそ、きみたちは惑星の表面にすんでいるんだよ。それはきみたちの魂のありかたを反映しているんだ。
・そうやって、外部ばかりに関心をむけてるから、いつまでたってもほんとうの自分を知らないままなんだ。だって、自分の心の中をまともに見ようとしないんだものね。・・・(中略)・・・だから、ほんとうはいつだって、一人ひとりの中に原因があるはずなのに、すぐに問題を他人のせいにしようとする。
・自分じしんの内部を、きちんと見つめることがだいじだ。ほんとうのものだとか、人間のたいせつなものだとかは、かならず内部にあるんだから。大きな進歩をとげたひとというのはそれを知ってるから、すべてにおいて外部よりも内部を重視するし、逆にあまり進歩していないひとは、すべてにおいて外部ばかりを見てしまうものなんだ。外部なんて、いつかはうつろっていくものなのに・・・
・きみたちが、高い水準の存在にうつっていけない理由はただひとつ。さまざまな分野において、きみたちのものの見方がまだ変化できていないからだよ。きみたちの文明をみちびいている物質主義的な観点や外面重視の視点から、もっと人間の内面を完成するというテーマにむけてピントを合わせていく必要があるんだ。
いつものように長くなってしまった。
最後は外面より内面っていうことをすごい押していた。
確かに言っている通りなんだろうなぁって思う。
とりあえず、最後になりましたが、この本はオススメだし、色々新しいことが知れて面白かった。総合的に満点をつけさせていただきたい内容でした。以上☆