総評:★★★★☆ 面白かった。
面白い度:★★★★★ 結構すいすい読んでしまった。
読みやすい度:★★★☆☆ 難しいところも大いにある。
ためになる度:★★★★☆ リアルな所がためになる。
また読みたい度:★★★★★ また読み返したいと思う。
面白い度:★★★★★ 結構すいすい読んでしまった。
読みやすい度:★★★☆☆ 難しいところも大いにある。
ためになる度:★★★★☆ リアルな所がためになる。
また読みたい度:★★★★★ また読み返したいと思う。
前回読んだ本の下巻。
主人公の鈴原冬二を首領とする「狩猟社」は順調に党員を増やし、大蔵省の官僚を人質とした誘拐事件に介入する。
そこで人質となった官僚を救出することはできなかったが、そこで日本を揺るがすような情報の一端を掴む。
それをテコにし、ダミー・クーデターを仕掛け、結果的に日本国内で大きな知名度と支持を得る。
政治にも大きく関わることになり、首相との謁見、そして暗殺、最終的には超巨大企業「ザ・セブン」と肩を並べる存在になる。
そんなサクセスストーリー、ネタバレとなってしまうが、最終的に狩猟社を立ち上げた相棒、相田剣介の自殺を描いて終わる。
最初のイメージでは狩猟社の台頭と没落を描くのかな?と思ったのだが、結果特に没落するわけではなく、上り詰めて終わるという、ちょっと意外な終わり方だった。
物語としては面白く、かなりのページ数だったが比較的スイスイ読めた。
やはり読み終えても30年近く前の小説とは思えない斬新さがある。
今まで読んだ(あんまり読んでないが)村上龍作品の中では一番の面白さだと思った。
ちょっと前に読んだので内容は結構忘れてしまったが、今回はこんな感じで以上☆
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