上高地バスターミナルからシャトルバスで又沢渡地区の駐車場に戻って白骨温泉へ。途中の道路端に車にはねられたのか死んでしまっている子猿と母親らしき猿が傍にいるのを見て徐行したが、きっと飛び出して避けることができなかったようで胸が痛んだ。
白骨温泉へは上高地方面に少し行った所から分岐し急坂を数分上っていくと、深い谷あいに数軒の旅館がある。
泊まりたいと思っていた宿が満室で今日は初めて泊まる元湯の別館、それ程大規模な宿ではなく3階建ての木造旅館で落ち着いた佇まいだ。



風呂は木造りの内風呂と家族風呂があり、温度も頃合いの湯が24時間注がれており、青白濁した硫黄臭がする炭酸水素塩泉。誰にも会わず独りで長時間浸かることができた。

周りは温泉の堆積物がびっしり固まっており濃度の高い湯だ
気が付かなかったが飲泉すると尿酸を排出す効果があるということで痛風持ちには良い効能があるようだ。


食事の種類と量もそれ程多くは無いが充分だ。特にイワナの塩焼き(余り好きではないが)は塩加減焼き加減共絶妙で旨かった。ビールと五一ワインですっかり酔いが回ってしまい部屋に戻るとバタンキュー。
翌朝宿を出てお土産物を買った後、安房トンネルを抜けて高山方面へ。通ったことが無かった旧安房峠に行きたかったけれど通行止めの表示があり諦め有料トンネル経由で平湯にでてそのまま高山方面に向かう。
その目的は高山でうまい蕎麦を食すること。昼少し前に国道バイパス沿いにある店に着くと駐車場には数台の車が。
この店は地元産の4種類の蕎麦を使ったざるそばがあり1枚で半人前のものを
4種類注文。それぞれ少しづつ味も違い賞味時間は2分とあった。

4枚のざるを平らげ、満足した後はせせらぎ街道から郡上八幡に抜け、時間も早かったのでそのまま一般道で5時過ぎに帰宅。
2日間の走行距離は400km。そこそこ疲れを感じたが又行きたい。
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