団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

三重志摩半島の魚釣り

2010-01-29 | 魚釣り
友人たちと三重県の志摩半島にある五ヶ所湾に魚釣りに行く為、午前2時起きです。
いくのは海上釣り堀という海の上に造られている釣り堀で魚を釣ろうという訳です。実家に戻ってくるまではこういった釣り堀があることは全く知りませんでしたが志摩半島の方には沢山このような海上釣り堀があります。
志摩半島は日本でも有数なリアス式海岸で奥の方まで海の入り江が複雑に入りこんでおり、その為に年中波も静かという恵まれた環境なのでこのような釣り堀が多く造られたと思います。

所でこのリアス式の意味は?と、ふと考えて少し調べてみました。もともとは1886年ドイツ人の地理学者がのこぎりの歯のようにギザギザに入り込んだ海岸のことをリアス式海岸とよんだことから命名されてようです。その後1919年にアメリカの地形学者が川口の地面が沈下して、谷に海水が入ってきて出来たものをリアス式海岸と呼ぼう、形は良く似ていても氷河が地面を削りとってそこに海水がはいってきたものをフィヨルド海岸と呼ぼうと提唱したようです。フィヨルドはノルウェーやアラスカなどが有名でリアス海岸より遥かに規模も大きな地形です。遊覧船に乗って一度海の上から見てみたいものです。
ではリアスとは何かということですが、この答えはスペインにあるのです。
スペインの北西部ガリシア地方というところがありこのあたりの海岸はギザギザ模様となっておりスペイン語で入り江のことをリアというそうで前述のドイツ人はこのことを知って深く入り込んだ入り江のことをリアスと名付けたということのようです。閑話休題

で、釣りですが普通釣り堀と言うと子供と一緒にお遊び感覚でやってみるというイメージが一般的ですがこの海上釣り堀はなかなか奥深いものがある釣りです。イケスの中には10kg近いブリやカンパチ、シマアジ、ハマチ、鯛、ヒラメ、イサキ等多種多様な魚が放流されているのですが簡単には釣れずその日にあった餌の選択やタナによって釣る人は20匹も釣れるけれども釣れなければボウズもあるという技術の差が釣果にはっきり表れてくる釣りなので「なんだ釣り堀か」といって馬鹿にすることのできない釣りであると判ってきました。
Gはなかなか満足できる釣果に恵まれたことはないのですが透き通った綺麗な海とロケーションが好きで時々いっているのです。


午前7時前、まだうす暗いうちに船でイケスまで連れて行ってもらいます


出船した船の上から漁港を望む

イケスの上から  波も殆どない静かな海の上


釣りから戻って車に戻る途中変わった家を見つけました
下の方に国際秘宝館というような看板らしきものが有るのですがこの建物のことをいっているのかどうかは不明。謎の建物


本日の釣果 鯛2匹、黒ソイ3匹

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-09-26 22:59:48
国際秘宝館は伊勢と松阪市の中間点の県道沿いにありましたが現在は取り壊しになりました。
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