12月の初め市のHPを見ていたら大西順子のライヴが市内のホールであることを知りチケットを予約。

デビューアルバムがスイングジャーナル誌のジャズディスク大賞を獲得し話題になったのはもうかなり前の事だがその後何枚かリーダーアルバムを発売していたが10年ほど前に引退していたと思っていた。けれど最近は新メンバーで活発な演奏活動をしていることを知り、しかも市内のホールでライブがあるとは。去年の12月に今日のメンバー+ゲストに小野リサを迎えたニューアルバム『Grand Voyage』も発売されていた。HPのスケジュールを見ると各地の公演予定が延期されていたし、この所の感染者数は半端なく当日まで心配だったが会場に着くと予定通り開催されるとのことで一安心。規模は中ホールだが8割位の入りだろうか、チケットは完売となっていた。席は隣同士空けることもなく通常通り、マスクはしていても少し心配だ。
定刻通り19時スタート。
メンバーは大西順子(p)井上陽介(b)吉良創太(ds)大儀見 元(per)

ニューアルバムの曲が中心だったと思うが2時間近くの演奏は正に素晴らしいの一言。メンバーの息の合った、それでいて熱の入ったインプロビゼーション
に聞き入った。特にシンバルフェチの自分は家のオーディオセットでは絶対出せない音を聞くと震えがきてしまう。
パーカッションの大儀見氏はサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」を立ち上げた人ということだが流石のテクニックで驚かされる。アンコールの「フール・オン・ザ・ヒル」のヴォーカルも渋い声が魅力的。
田舎に引っ込んでからはコンサートも殆ど行かなくなってしまったがやっぱりライブは最高だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます