昨秋、同じ週に2件、胃のポリペクトミー標本に関する同様の相談が別施設からありました。元の診断は過形成性ポリープで、誤りではないのですが、「何か多彩な像なので、ちょっと...」ということです。組織診断名としては"Hamartomatous Inverted Polyp"が良いのではないでしょうかと返答しました。そのうちの1例を提示します。この言葉での検索で、きれいな症例報告にもヒットします。
病変の成り立ちとしては、文字通り過誤腫であるのか、あるいは多くの粘膜下異所性胃粘膜と同じく後天的な機序が考えられると思います。
まずはルーペ像からクリックして下さい。
病変の成り立ちとしては、文字通り過誤腫であるのか、あるいは多くの粘膜下異所性胃粘膜と同じく後天的な機序が考えられると思います。
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いわゆる、そのような病変で良いと思いが、hamartomatous polypでひとつの名称として成り立つので、それに就職語としてinvertedを付けて、Inverted hamartomatous polypが良いのではないかと思います。
仕事始めの日に早速のコメントありがとうございます。
Dr. Harleyが追加コメントされていました。会場で、言い損ねましたが、前回のポリペクトミー標本をみるとH. pylori陽性で、比較的強い慢性活動性胃炎がありましたよ。