idiopathic mesenteric phlebosclerosisの大腸生検です。日本人を中心としたアジア人の報告がほとんどです。稀な疾患ですが、特徴的なレントゲン、内視鏡画像や病理組織像を知っていると診断は容易です。この疾患の大腸生検を初めてみるとアミロイドーシスと間違えそうになります。線維化の部位によってはcollagenous colitisも鑑別にあがりますが、CCでは粘膜固有層に好酸球を含む慢性炎症細胞浸潤が目立ちます。
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