満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

ストレッチポール

2006-12-05 23:39:43 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日の寒さも引き続き責任者出て来いレベルですね、黒猫でございますよ。ああ寒い。そして眠い。


このところ色々外出する機会が多くて、まともにジムに行けてなかった上外食が多かったものですから、成長しました、横に。
やばいよやばいよってなわけで、今日は久々にジムに行ってきました!

なんかストレッチポールという新手の小道具を使ってのプチトレーニングみたいなのがあったので、それに参加して肩甲骨を刺激してきましたよ。サンドバックを細くしたよう棒状のもので、それの上に仰向けに寝てバランスを取ったりします。アレ気持ちいいなあ。欲しいなあ(すぐ欲しがる)。置くとこないけど(笑)。

でもそれ以前にシューズを買わねば。わたしが今使っているシューズは白なんですが、久々にまじまじと見てみたら何この薄汚い靴と思いました(笑)。ま、小汚いだけならどうにかなりますが、前々からなんか当たって痛いなと思っていたところが破けてました。中からラバーみたいなのが出かかってた。こりゃもう駄目だろ。今日は最後のつもりでこの靴で我慢しましたが、明日あたり買おうっと。

久々のジムだったせいか、今日は何だかとっても眠いです。わたしにしちゃ早いですが、そろそろドロンさせていただこうかと(死語だよ)。
それではお休みなさいませ~。

『とかげの可愛い嘘』

2006-12-05 00:45:46 | 映画

皆様ごきげんよう。今日の寒さにもう瀕死、春が来るまでムーミン谷での冬眠を熱烈に希望している黒猫でございます。寒い、寒いよう・・・!!!ムーミンママどうかわたしも冬眠させて。枕元にりんごとホットミルクを置いてって。ついでにワインも。(ワインまでは適用外じゃね?)

そんな寒さの中、強張る身体をぎくしゃくと動かして、試写会に行って参りました。

今日は(も?)ややネタバレ気味ですのでご注意を。そいつぁいただけないぜという方はここまででやめておいて下さい。

『とかげの可愛い嘘』

ジョガン(チョ・スンウ)とアリ(カン・ヘジョン)が出逢ったのは8歳の時。
雨でもないのに黄色いレインコートに身を包んで転校してきたアリは、「わたしは呪われているからわたしに触らないように気をつけてね」と自己紹介をする。実際、アリに触れた者は少なからぬ不運に見舞われる。しかしジョガンは、自分は宇宙人だと語り、レインコートのポケットにトカゲを忍ばせるアリの風変わりな様に魅せられてしまう。アリと仲良くなったジョガンだったが、雨の日に田んぼに逃げ込んだアリのトカゲを探し回り、高熱を出してしまう。ほどなくジョガンは回復したが、アリは二度と学校にやってこなかった。

その10年後。アリから突然連絡をもらったジョガンは高校2年生。受験の前のひとときをアリの暮らす寺でともに過ごす。成長したアリは美しく、ジョガンは自分の気持ちが変わらないことを再確認する。寺で暮らしているために肉や魚を滅多に食べたことがないというアリのために、ジョガンは夜中にこっそり自分の家に帰宅し、板前の父に寿司を握らせてそれを持ち帰る。アリは感謝の意味をこめてジョガンにくちづけるが、その後何の因果かジョガンはインフルエンザに罹る。自分のせいだと感じたアリは、再び姿を消していた。

その8年後。ジョガンは銀行員になっていた。アリが「結婚するならハンサムな銀行員」と言っていたからだ。消息を絶ったアリを探すため、探偵や興信所に依頼をしたが、アリを見つけることができないまま日々は過ぎる。が、ある日、アリがジョガンの勤める銀行にひょっこりやっていた。再会を喜び、当然しばらく一緒にいられると思っていたジョガンに、「明日アメリカに行く」と告げるアリ。
ジョガンは空港まで見送り、ふたりはそこで別れた。

失意の日々を送るジョガンだったが、ある時会社の先輩が交通事故で入院したので見舞いに行くと、病院の中でアリそっくりの女性を見かけ・・・?

というようなお話。

不思議ちゃんな女性に魅せられた男性が、ひたすらその存在を追い求めるお話、かな。

いやあ、ふたりの幼少時代を演じる子役が可愛かったです!あのふたりで全編でもいいよ、と思った(笑)。アリ役の女の子の黄色いレインコート姿の可愛いことと言ったら。一見の価値ありです。

アリは不思議ちゃんで、「自分は宇宙人だ」とか「NASAにさらわれた」とか、色々ありえないことを言うんですが、後半、これが大事なファクターになってきます。
自分は宇宙人なのでいずれ宇宙船が迎えに来るけど、その時は笑って見送ってくれる?という質問が繰り返しされるのですが、話が進むにつれ、そういうことかよ・・・!と。

アリをひたむきに愛するジョガンがまた、本当にひたむきで。アリが望むなら何でもしちゃう勢いです。で、その流れで、後半、ミステリーサークルを作ったり、UFOを呼んだりするんですが、そのあたりで「馬鹿もーん!ミステリーサークルはなぁ、ミステリーサークルはなぁ!そんな適当なことじゃいかん!」とか「UFO呼びたきゃせめて呪文唱えなきゃ!!」とか、中途半端なオカルト好きの血が騒いでしまい、正しく鑑賞できませんでした。どうなのそれ。

系統としては『僕の彼女を紹介します』のような、大事なところがややファンタジーな作品です。それを許せるようならお勧め。

つうか、わたしは案の定アリが身を寄せる寺の中年僧侶(イ・ジェヨン)に一番心惹かれました(親父好きの本領発揮)。

我ながら色々鑑賞ポイントがずれてるよな、と思いました。

おっと、忘れてましたがこの試写会、ヒロインの不思議ちゃんつながりでか、ゆうこりんこと小倉優子がゲストで来てトークショーがありました。
稀にこういう、芸能人の生トークショーを拝見する機会があるんですが、ゆうこりん、なんか微妙でした。可愛かったけど。しゃべりの予習はしてなかったんだろうか、みたいな。
あと何故か映画で使われたのと同じ種類のとかげと、とかげの着ぐるみが出たんですが、正直着ぐるみは写真撮りたかった(笑)。全然似てないんだもの。