満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

得意じゃないの?

2012-02-24 03:28:19 | 雑記

皆様ごきげんよう。最近変な時間に寝て変な時間に起きるのがすっかり習慣化してしまっている黒猫でございますよ。よくないね、実によくない。なんとかしなければ。

今日もそんな感じで、変な時間に起きたので、食事をするタイミングを逃してしまい、お茶とお菓子を軽く食べただけでジムに行ったら、もうストレッチしている時点でお腹がグーグー鳴りだして大変でした。でも食べてすぐ走るとお腹痛くなるからさぁ・・・まあ実際は他のマシンを使ったり、歩いたりする時間のほうが長いので、ちょっとしか走らないんですが。まあ気持ちの問題かも。

そんなこんなで走りながら「もうマジお腹すいたから今日は何食べてもオッケー!何でも好きなもの買って帰っていいのよ。何が好き?」と自分に問いかけましたが、「何でも好き!」との答えが返ってきて、ですよねーと思いました。

何度か書いた気がしますが、わたしは一般的な食材や料理で「嫌い」と言えるほど避けるようなものがありません。何でも食べます。「あまり好きじゃない」レベルの食材はありますが、出されたら普通に食べます。自分からは選ばないけど。

そんな人間なので、人と食事や飲みに行った時、好き嫌いが多い人は大変だな、と思うのですが、最近好き嫌いを語る時、「嫌い」という直截的な表現を避けているのか「得意じゃない」という言い回しをするのが増えてませんか?
「あーわたし○○は得意じゃないんだよね」とか言われるたびに、「何それじゃあお前何が得意なの?」と思ってしまいます。
得意不得意ってそういう時に使わなくね・・・?実際、好きじゃないというニュアンスで「得意じゃない」という表現は聞きますが、好きだというニュアンスで「得意」という表現は聞きません。

何この風潮・・・。

わたしはこの表現に結構前から違和感を感じていまして、長年の付き合いの友達と飲んだ時に「この言い回しおかしくね?」と疑問をぶつけてみたら、「アンタ偏屈な爺さんになるよ絶対」と言われました。え、やだ、せめて婆さんにならせてもらえないものか。(ソコジャナイ)

わたしは得意じゃないものがないので、この表現を使おうにも使えないから嫉妬しているのかもしれまs・・・いや、ねーわ(笑)。


しかしよく考えてみると、大皿料理を分け合うような席で自分が嫌いな食材(もしくは料理)を頼まれたら、自分はその料理を食べられないわけですから損ですもんね。しかしそれを頼みたい人がいるということは、その人はその食材(料理)が好きなわけで、その人の気分を害さないために「嫌い」という直截的な表現を避けて「申し訳ないけど「得意じゃない」ので別なものにしてもらえますか」と提案しているという推論も成り立ちます。うん。

例えば、マンゴーに頼まれたら借金の連帯保証人すら引き受けてしまいそうなほどマンゴーを愛しているわたしの前で「マンゴー嫌い」とでも言おうものなら、「テメェマンゴーさんdisってんじゃねェぞゴルァ!お前なんかマンゴーさんのほうからお断りじゃボケェ」とかいう訳のわからないキレ方をする可能性もなくはないわけで(※これでも大人なので実際にこのようにキレることはないと思われます)、そういう事態を避けるための日本人的な婉曲表現なのかな、と。

でも好きじゃないことを「得意じゃない」と表現するのがまかり通るなら、併せて好きなことは「大得意」と表現するべきなのではないかと思います。

その伝でいくと、わたしはマンゴー大得意!ペリカンからアルフォンソまで幅広く対応致します!というようなことになるんでしょうか。


・・・そんなことを空腹に任せて考えていて一日終了しました。
ちなみに夕食は春巻きでした。美味しかった。

ホントわたし何やってんだろ・・・。
コメント
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