満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『ザスーラ』。

2005-11-29 01:11:19 | 映画

本日は『ザスーラ』の試写会に行って来ました。

10歳のウォルターと6歳のダニーは兄弟。兄のウォルターは小さい弟のダニーが遊びやゲームがまだ上手に出来ず、すぐズルをするくせに構ってくれとつきまとうので、うざったくて仕方ない。ふたりの相手をしてくれていたパパが緊急の会議で外出せねばならなくなり、ウォルターとダニー(とティーンエイジャーの姉リサ)は家に残される。ひょんなことから地下室で「ザスーラ」という古ぼけたボードゲームを見つけたダニーは、ウォルターに一緒にやろうと持ちかける。仕方なくダニーの引いたカード「隕石群襲来、緊急回避」を読み上げた途端、本当に隕石群が家を襲う。それが一段落して外を覗いてみると、そこは宇宙だった・・・。どうやらこのゲームは、引いたカードの内容が本当になるらしい。地球に帰りたければゲームを続けてクリアするしかない。ふたりは無事クリアできるのか?

というようなお話です。ファミリー向け冒険アクション、かな。

どうも『ジュマンジ』のスタッフの新作らしく、ジュマンジ同様リアルボードゲームの話、ということだったのですが、わたしは未見だったので続編だったら困るなーと思っていたのですが大丈夫でした。全然別の話です。

主役の少年ふたりの喧嘩がもうやかましいこと。男同士の兄弟の喧嘩ってこんなものなんでしょうか?作中でパパもうんざりしてたよ(笑)。弟はお兄ちゃんと仲良くしたいけど、お兄ちゃんはこんなガキと仲良くできるか、という感じで。まあ、ピンチを脱するにはゲームをクリアしなければならず、ゲームをクリアするには互いの協力が必要ということで、喧嘩しながらも少しずつ協力し始めるんですが。

面白かったですよ。お互いに対する意地があるからなのか、子供だけど泣いたりしないし、特に弟はトボけた味を出していて、クスっと笑えるシーンも多々ありました。
途中、カードを引いて呼び出した(?)宇宙飛行士が出てくるのですが、単に召還キャラ(っていうのも何ですが)かと思いきや、SF的なオチがあり、おお、と思いました。この人に対するリサの態度も笑えたなー、彼氏いるくせに(笑)。

それにしても両親が離婚していて今はたまたまパパの家にいる番だという設定とか、姉のリサのいかにもティーンエイジャーらしい無関心とか(お陰で途中まで宇宙にいることに気づかない)、何だか家庭環境の設定がリアルでしたよ。ジュマンジは確かロビン・ウィリアムスがパパ役で、家族でプレイしてたんですよね?観てないけど。10年でこれが一般的な家庭になりましたってことなんでしょうか。

お子様も結構観に来ていましたが、楽しんでいたようです。
公式サイトをちょっと見てみたら、「ザスーラ」をプレイできるようで。やだよ怖いよ隕石(笑)。
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