空と宇宙展とか動物園とか南インド料理とか（前編）

皆様ごきげんよう。やっと仕事が始まった黒猫でございます。イエス！生きてる実感！
・・・でももの覚えが悪いので、教えて下さる方はさぞかしイライラしてるだろうなー。すいません、一回書かないと覚えられない面倒なタイプの人間です。
・・・明日どんだけ覚えてるかなあ。

それはさておき。
遅くなりましたが土曜のお話。

国立科学博物館で行われている空と宇宙展に行って参りました！
目当てはもちろん小惑星探査機「はやぶさ」の実物大展示。実物は皆様ご存知の通り、帰還時に燃え尽きてしまいましたので、実物大の模型の展示でした。でも展示パーツによっては実物のスペアであったり、みごたえのある展示でしたよ。

「空と宇宙展」なので、ライト兄弟の人類初飛行に始まり、その後日本の航空開発の歴史、戦時に開発された軍用機の模型やエンジン等パーツの展示などがあり、航空部門も盛り沢山。
正直飛行機関係は興味が薄かったんですが、力の入った展示につられて日本初の国産旅客機「YS-11」の科博収蔵分の保存募金に寄付してしまいました。
戦後、日本の航空開発は凄まじい勢いで発展して、糸川博士のペンシルロケットは日本のロケット開発の先駆けとなりました。この辺ははやぶさの本を一冊読んで行ったので理解しやすかったですが、何の予備知識もないままに行くと微妙かもしれません。

でも今回、わたしがいつも行くような展示より本気の人率が高かったなぁ。携帯電話のカメラじゃなくて望遠つきカメラ所持率の高いこと。みんな真剣に撮影してました。
あとお父さんと子ども率が高かったこと。「ホラっ、みてごらん、はやぶさだよ！これが遠い遠いところまで行ったんだよ！」とか熱く語るお父さんに対し、いまいち反応の薄い子どもたち・・・（笑）。でもこういう子どもたちの中から将来日本の宇宙開発の担い手が出てくるかもしれませんね。

これがはやぶさ実物大モデルだ！


お分かり頂けただろうか・・・手前の親子で大きさを類推して頂きたい。
大きいっちゃ大きいけど、こんなサイズで月より遠い天体に行って帰ってきたかと思うとすごすぎますね。
日本の科学力は世界一ィィィ！なのか。


そして現在大活躍中のイカロス。先ほど金星の写真を撮影して送ってきたのがyahoo!のトップニュースに来てました。イカロス順調に頑張ってるよ！



わかりにくいですが壁に貼ってある銀色の三角形の一部みたいなのが、イカロスの一辺の実物大だそうです。これで太陽光圧を利用して加速するそうです。頑張れイカロス！

そして見学終了後のミュージアムショップで発見してしまったはやぶさキティさん・・・。
キティさんこんなとこにまで食い込んでくるとは・・・パねぇ・・・！
本家のはやぶさのみのクリアファイルよりお高い値段設定のクリアファイルとか、誰得？
それにしてもキティさんの各方面への貪欲な食い込みぶりには毎度毎度驚かされますわ。最早予想がつかないわ。どこで出くわしても「キティさんチーッス」って言うしかない気がしてきました。

そんなこんなで、「空と宇宙展」もかなり興味深い展示でしたが、科博の特別展を見たら、わたしは絶対常設展も見て帰ります。地球館の一番上の剥製コレクションがいつ見ても圧巻。そして地下でインディラ（アジア象、上野動物園で飼育、死後骨格は科博に寄贈され展示）の骨格展示を見て諸行無常を思ったり。つかこれいつも思うけど子どもの柔らかい心的に大丈夫か。

しかしわたしはたいてい地球館（新館）のほうしか見ず、日本館（旧館）はほとんど見ないで帰ってしまうのですが、今回初めて日本館地下1Fのシアター360を観て度肝を抜かれました。
何コレすごい・・・！
360度のフルスクリーンの部屋で10分程度の映像作品を上映するものなんですが、ホントすごいです。しかも現在のお題は「恐竜の世界–化石から読み解く–」 と「宇宙137億年の旅–すべては星から生まれた–」でした。大好物すぎる！
恐竜のほうは、自分のすぐそばでトリケラトプスが生きて動いているようで、早く閃光玉！（※モンハンネタ）とか思わずにいられない臨場感でした（笑）。
宇宙のほうはもうビッグバンがどうのこうのって自分の周りで宇宙が炸裂。宇宙ヤバイのテンプレが脳裏をよぎりました。ひとりだけ大口開けて「宇宙ヤバイ・・・！」とか口走っていたかもしれません。つか他の人なんで平然としてたの。
わたし感動しちゃってここでもまた寄付しちゃったよ（笑）。

このシアターも常設展も、特別展のチケットがあれば追加料金なしで利用できます。国立科学博物館マジおすすめ！！
※ちなみに「空と宇宙展」は2/6までです。観たい方はお早めに！


そんなこんなで大興奮の科博見学後、まだ続くんですが、次回に続きます。さすがに眠いので。