シルバークロス
小学生の低学年の頃、今にして思えば一通りの雑誌に眼を通していたのだった。
ネットというものは便利である。
色々な情報があちこっちに掲載されていて小さい頃の漠然とした記憶を確かなものにしてくれる。
これも見たことがある、あれも見たことがあるとばかりに懐かしくなる。
その中のひとつ、雑誌「少年」に連載されていた「シルバークロス」。
当時、このコスチュームにぞっこんだった。「月光仮面」に代表される、なんとか仮面には、正直うんざりしていた中で、子供心に感じていたこの妙な真実味は一体何だったんだろうか。
絵は当時の頃を思い出しながら描いてみた。
タイトな、かぶりものにゴーグルをつけて、上下は動きやすい体操着のようでラインがアクセントになっている。
黒いグローブとブーツも斬新で彼が警察官であることを象徴している。
そうだ彼は警察官なのだ。だからメインアームは腰に吊るされた小さな六連発のリボルバー、一丁だ。
胸に輝く十字と共にまるで西部劇の保安官だ。だから子供心にしびれたのだろう。

久し振りに子供の頃のように他人様の絵をコピーするのは楽しいのだが、この画風では少し野暮ったいかもしれない。
してみると画風やディフォルメは大事なのだ。
本家の絵はシャープで軽快だ。
子供の頃はきっと、それにも憧れたにちがいない
小学生の低学年の頃、今にして思えば一通りの雑誌に眼を通していたのだった。
ネットというものは便利である。
色々な情報があちこっちに掲載されていて小さい頃の漠然とした記憶を確かなものにしてくれる。
これも見たことがある、あれも見たことがあるとばかりに懐かしくなる。
その中のひとつ、雑誌「少年」に連載されていた「シルバークロス」。
当時、このコスチュームにぞっこんだった。「月光仮面」に代表される、なんとか仮面には、正直うんざりしていた中で、子供心に感じていたこの妙な真実味は一体何だったんだろうか。
絵は当時の頃を思い出しながら描いてみた。
タイトな、かぶりものにゴーグルをつけて、上下は動きやすい体操着のようでラインがアクセントになっている。
黒いグローブとブーツも斬新で彼が警察官であることを象徴している。
そうだ彼は警察官なのだ。だからメインアームは腰に吊るされた小さな六連発のリボルバー、一丁だ。
胸に輝く十字と共にまるで西部劇の保安官だ。だから子供心にしびれたのだろう。

久し振りに子供の頃のように他人様の絵をコピーするのは楽しいのだが、この画風では少し野暮ったいかもしれない。
してみると画風やディフォルメは大事なのだ。
本家の絵はシャープで軽快だ。
子供の頃はきっと、それにも憧れたにちがいない