無用ノ介、楽しく読ませていただきました。
さいとうたかを先生がお亡くなりになり、残念でなりません。
この号は当時は買って読んだ記憶があります。残念ながら今は手元にはありません。大変懐かしく拝見しました。
これを拝見した少しあとにコンビニで復刻本があり購入しました。無用ノ介の一巻(一話・二話)を通読しました。大きさは週刊誌大で僕のような老眼にはありがたいです。紙も当時の少年誌より上質です。
刃ノ介といい無用ノ介といい、当時は凄いネーミングだなと思いました。
でも映画では牙狼之介という、これまた凄いタイトルがあります。どちらが先が後かなどとの野暮は言いません。
これは記憶でもの申していますので間違っていたらごめんなさいです。
当時の雑誌COMに手塚先生はコラムを書いていまして、その中でさいとう先生へ、いつまでも黒澤映画のような時代劇を書くのはやめなさい的な一文がありました。
その他にも作品や作家を批評していたと思います。歯に衣を着せぬ真摯な意見に手塚先生も凄い方だなと改めて思いました。
いずれにしても、さいとう先生は戦後の漫画史に残る巨峰の御一人だと思います。
ご冥福をお祈りいたします。